内容説明
団塊の大量定年で日本は決定的に変わる。自由な労働者となり、「金持ち・知恵持ち・時間持ち」の高齢者は、もはや「老人」ではない!「70歳まで働くことを選べる社会」と「満足の大きい定年後の生き方」を提唱する画期的シニア論。
目次
はじめに―高齢化はニューフロンティア
第1章 高齢化こそ大好機(千日の大変革―「もと」が変わる!;「戦後」の終焉;知価革命の風;団塊の定年が世の中を変える;定年後は「満足の大きい」生き方を)
第2章 高齢化を活かそう(高齢者の増加;好老社会の見取り図;職縁社会から好縁社会へ)
第3章 高齢市場の実例と分析(なぜ音楽を習うのか;おじさんおばさんのスポーツ;高齢化時代の住宅産業;中高年マーケット連関;本当に好かれているか;百貨店は生き残れるか;高齢者は老人ではない;魅力ある高齢者)
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
作家、元経済企画庁長官。1935年大阪府生まれ。60年東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。62年の通商白書で「水平分業論」を展開して注目され、70年には日本万国博覧会を手がけた。78年に同省を退官し、作家としての執筆活動を開始。98年7月から2000年12月まで、小渕恵三内閣、森喜朗内閣で経済企画庁長官を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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