出版社内容情報
日米欧に次ぐ第四の極になった中国の持続成長は可能か。人民元を巡る米中のせめぎ合い、ユーラシア覇権の陣取り合戦、外資と規制当局の丁々発止、深刻の度を高める環境問題まで、本紙1面連載をオリジナル文庫化。
内容説明
日米欧に次ぐ第四の極となりつつある中国の持続的成長は可能か。人民元切り上げをめぐる米中攻防、ユーラシアの覇権をめぐる米中の陣取り合戦、外資と規制当局のつばぜり合い、深刻化する環境問題まで第一線記者が徹底取材。日本経済新聞朝刊連載をオリジナル文庫化。
目次
第1章 世界を変える
第2章 いらだつ米国
インタビュー 反日デモと世界の視線
反日デモの底流にあるもの
第3章 動き出した人民元
第4章 大国のリスク
中国の消費者たち
第5章 新たなグレートゲーム
第6章 外資大国の実態
第7章 苦悩する排出大国
第8章 高成長維持への課題