出版社内容情報
養老教授と脳科学の最先端研究者との対談集。「ガクモンとは本来、世間を挑発する先鋭的なものであるべき」など、養老節も絶好調。コンピュータはどこまで生命に近づくのか等、文系ビジネス人にも興味深々の内容だ。
内容説明
学問というのは極端に走らないと面白くない!養老教授と第一線科学者による対談集第二弾。今回は脳科学、とりわけ脳とコンピュータ、人工知能やバーチャルリアリティなどの最先端研究をとりあげる。文系ビジネス人にも興味津々のトークバトル。
目次
第1部 脳にせまる機械(コンピューターに生物はつくれるか;小脳に知の原点をさぐる;欲望をもつコンピューター;コンピューターの人間らしさとは)
第2部 多様性にあふれた脳(カオスで脳をさぐる;バーチャルリアリティーの見果てぬ夢;脳が紡いだ言葉の世界;視覚から覗く心の不思議)
第3部 脳と心の正体(心がやどる場所;脳は複雑さを好まない;脳の最終的な記述は可能か)
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年生まれ。1962年東京大学医学部卒業。95年に東京大学医学部教授を退官。現在、北里大学教授。専門は解剖学。脳、身体、自然と都市といった視点から理論を展開し、日本の学問や思想に強い影響を与え続けている
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