出版社内容情報
双子の赤字、為替レートなど米国経済の動きと実際の政策を絡めつつ「重要なのは生産性と所得配分と失業だけ」と明快に解説。経済政策を見るための視点を教える。不況に喘ぐ日本の取るべき道にも言及。参考になる。
内容説明
楽しくわかりやすいユニークな著作で知られる、ノーベル経済学賞・最有力候補、初の決定版テキスト。アメリカが抱える経済問題を素材に、舌鋒鋭く「俗説」を斬り捨て、その成功と失敗の本質を解説。番外編「日本がはまった罠」を加え、読みやすいくだけた訳文でも話題となったベストセラーを文庫化。
目次
第1部 経済のよしあしの根っこんとこ
第2部 相も変わらぬ頭痛のタネ
第3部 政策問題
第4部 砂上の楼閣ファイナンス
第5部 アメリカの未来
番外編 日本がはまった罠
著者等紹介
クルーグマン,ポール[クルーグマン,ポール][Krugman,Paul]
プリンストン大学教授。1953年、ニューヨーク生まれ。大統領経済諮問委上級エコノミスト、スタンフォード大学教授、マサチューセッツ工科大学教授などを歴任。世界銀行、EC委員会などの経済コンサルタントを務める。収穫逓増に基づく新貿易理論の旗手として知られ、通貨理論や、インフレ期待による日本景気回復策などで世界の注目を浴び続ける。近年はブッシュ政権批判の名コラムニストとしても有名
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修了。大手シンクタンク勤務の傍ら、広範な執筆活動と各種翻訳を手がけ、ウィリアム・バロウズの紹介者としても知られる
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感想・レビュー
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