出版社内容情報
崩壊寸前の組織を立て直し、先端企業として復活させた若き戦略型経営者の実話に基づく迫真のストーリー。人材を育て、会社再建をマネジメントする真髄を説く。
内容説明
変革をリードする経営パワーを持つ人材が枯渇している。倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる！実話に基づく迫真のケース。前著『戦略プロフェッショナル』より進んだ戦略手法の応用から抵抗勢力との闘い、リーダー育成法まで実践解説。
目次
第１章 袋小路
第２章 白旗あがる
第３章 混沌の世界
第４章 零への回帰
第５章 成功への絞り
第６章 試練の谷
第７章 飛翔の時
第８章 最後の関門
著者等紹介
三枝匡［サエグサタダシ］
ミスミ社長。１９６７年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経てボストン・コンサルティング・グループ勤務。７５年スタンフォード大学経営学修士（ＭＢＡ）。３０代から経営の実践に転じ、赤字会社再建やベンチャー投資など三社の代表取締役を歴任。８６年（株）三枝匡事務所設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード＠読メ野鳥の会・怪鳥
76
倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる!実話に基づく迫真のケース。前著『戦略プロフェッショナル』より進んだ戦略手法の応用から抵抗勢力との闘い、リーダー育成法までを実践解説。こうしたハウツーものは「所詮コンサルタントの言うことは、実現不可能な絵にかいた餅だよね」ってことが多いのだけれど、作者はその後乞われて大手会社ミスミの取締役、そして社長に就任。数年で売上を２倍、営業利益を３倍に伸ばしているから大したものだ。★★★★
James Hayashi
30
94年に書かれたものだが、今のRIZAPを見ている様。戦略の多角化は相乗効果があるもののみに。ストーリーは若き中堅社員が大企業から出向し、小企業を立て直し成長戦略に乗せるというもの。実際に起こったビジネスストーリーをフィクション化したものなので、非常にリアルで緊張感があり勉強になった。経営者は孤独。どんなに立派な経営者になろうと、厳しく指摘してくれる指導者は必要。2020/03/28
たかしくん。
27
三枝さん三部作の中で、読んでいなかった1冊。20年前が舞台で、倒産寸前の企業再生に掛ける若きリーダー、伊達陽介のサクセスストーリー？(笑) 著者らしく、実話に基づいているとのことで、現実離れしたものでなく、経営サイドが陥り勝ちな落とし穴の部分にもコメントしてます。50代半ばの私が、主人公のタフさを真似することは、とても出来ませんが。。2020/02/16
速読おやじ
27
去年三枝さんの新刊が出たこともあり、過去の三部作を全て読み直してみた。この本も単行本では1994年に出版されているが、今の日本の会社の現状は何ら変わってないのではないかと本書を読みながら思った。だからこその三枝氏である。7,8年ほど前に読んだ時と比べて少しは成長した自分を主人公の伊達に重ねて見るが果たしてどうだろうか。うーん、僕はまだまだ修業が必要だ。本当の経営パワーを手に入れるまで！2017/01/01
かんちゃん
21
経営者が育たないのが経営者のせいでなければ誰のせいなんだろうか。。。2017/05/27
