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内容説明
200年前、経済学はどのように生まれ、学問として育ったのか。市場メカニズムはどのように「発見」され、不況にはどんな処方箋が書かれたのか。スミス、マルクス、マーシャルからマックス・ウエーバーまで、先駆者20人を現代エコノミストたちが名解説。
目次
K.マルクス―『ブリュメール一八日』と『資本論』を読み直す
アダム・スミス―市場メカニズムの発見
D.リカード―証券ブローカー出身の経済理論家
A.C.ピグー―厚生経済学の体系化
A.マーシャル―「人間の研究」としての経済学
T.R.マルサス―保守派経済学の源流
V.パレート―完全競争とファシズムの共存
J.ベンサム―功利主義と社会改革
W.S.ジェヴォンズ―孤独の先駆者
マックス・ウェーバー―近代資本主義との絶望的な闘い〔ほか〕