日経ビジネス人文庫<br> よいリストラ悪いリストラ―「所得格差の国」アメリカの活力

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日経ビジネス人文庫
よいリストラ悪いリストラ―「所得格差の国」アメリカの活力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532190484
  • NDC分類 332.53
  • Cコード C0133

出版社内容情報

著者略歴 :1949年生まれ。京都大学経済学部、スタンフォード大学ビジネススクール卒業。経営学修士。73年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。経済開発協力機構国際エネルギー機関勤務、日本開発銀行ワシントン主席駐在員、財団法人日本経済研究所常務理事、電気事業審議会専門委員などを経て現職。



所得格差の二極分化が進む米国。その憂鬱だけに注目が集まるが、米国経済の活力の源は、実は競争社会を受け入れた消えゆく中流にあった。ダウンサイジングと高失業率という痛みを経ての再生は日本の未来を映し出す。


<目次>
第1章 成長の代価としての痛み
第2章 ダウンサイジングとアウトソーシング
第3章 金持ちはより金持ちに
第4章 失業問題は解消したけれど…
第5章 所得格差を拡げた“真犯人”は?
第6章 貧富の差が政治を流動化させる
第7章 ベンチャー企業がアメリカ経済を救った
第8章 中流崩壊--日本への教訓




内容説明

アメリカの貧富の格差は90年代の未曾有の好況を経て拡大しつつある。しかし、レイオフ、ダウンサイジングなどのリストラの嵐は階層の流動性を高め、多くの人々を起業に向かわせ、社会の活力を高めた。日本でも崩壊寸前の「中流」に光をあて、米国社会の知られざる強さに迫る。

目次

プロローグ アメリカン・ドリームの国の現在
1章 成長の代価としての痛み
2章 ダウンサイジングとアウトソーシング
3章 金持ちはより金持ちに
4章 失業問題は解消したけれど…
5章 所得格差を拡げた“真犯人”は?
6章 貧富の差が政治を流動化させる
7章 ベンチャー企業がアメリカ経済を救った
8章 中流崩壊―日本への教訓

著者等紹介

稲葉陽二[イナバヨウジ]
日本政策投資銀行国際部長。1949年生まれ。京都大学経済学部、スタンフォード大学ビジネススクール卒業。経営学修士。73年日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)入行。経済開発協力機構国際エネルギー機関勤務、日本開発銀行ワシントン首席駐在員、財団法人日本経済研究所常務理事、電気事業審議会専門委員などを経て現職。主な著書に『「中流」が消えるアメリカ』『日本の潜在成長力(共著)』などがある
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