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女たちの審判

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532171322
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第6回日経小説大賞受賞作! 死刑判決を受けた男が拘置所に収監された長い時間、そして執行。恋人や家族、刑務官や裁判官、その家族や友人の人生まで大きく変わってしまった。まったく新しい“獄中小説”の誕生!!

内容説明

いずれ俺は死刑だ。その前に会いたい人がいる。極刑を受けた男が拘置所に収監された長い時間。恋人や肉親、拘置所の刑務官、裁判官、その家族や友人の人生まで変えてしまった…。まったく新しい“獄中小説”の誕生!第6回日経小説大賞受賞作。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

69
誘拐殺人を犯した一人の若者・梶山智樹。死刑判決を受けた彼を巡り、刑務官・恋人・裁判官・母親の視点から描いたもの。元刑務官ご夫妻の作品なので刑務所内の様子がリアル。2016/08/05

ナミのママ

49
色々な意味で読み応えのある小説でした。事件のあらましから始まり、一章ごとに時系列で場面が変わり、話しが進んでいくという構成はわかりやすく面白かったです。が、章ごとに登場人物が増えるのと、拘置所だの刑務所だの、場面の説明がどうにもすんなり頭に入りませんでした。やっと理解できて読み進めると、また章が変わってしまう感じです。前の登場人物があとからも重要になってくるので、何度か前をめくり返しました。最後の章で話が完結し、全体にはとても良いのですが…。映像化した方が頭に入りやすいかも、と思いました。2015/04/05

choco

42
結局梶山の正体は??もしかしたら梶山、いい奴だったりして。刑務官といえど閉鎖された社会のひとつ。嫌な空気、狭い世界。2017/04/30

いつでも母さん

38
読んだ~疲れた・・そんなに厚い本じゃないのにね。帯の日経小説大賞選評にはちょっと?だったが、読み応えはあった。もしかしてあの子がこの子か?と思ったららやっぱり・・場面の転換や時系列など、付いて行くのに必死(笑)相関図(絶対必要)を頭に描きつつの読了。それぞれの感情が絡まって最後の最後に解ける。読後感はあまり良くはないが、女たちは切ないなぁ・・そんななか、由紀子だけはどうしても共感出来なかったよ。2015/04/29

スノーマン

33
刑務所の内情が生々しく描いてありリアル。とはいえ物語全体の流れはちょっくら無理があるような、もっと盛り上がることができるのでは、と。なんとなく三浦綾子の氷点を思わせるような、人と人とのつながりやったな。嫌な奴も納得いかない行動する人もたくさんいてスッキリしないけど、結末が気になって不思議な読み心地。博多弁も山形弁も自然に使われてるなぁと思ったら作者二人の出身なんやね。2016/05/05

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