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池上彰の君たちと考えるこれからのこと

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532169893
  • NDC分類 304
  • Cコード C0037

出版社内容情報

選挙の投票先、どう決めればいい?池上流・メディア活用術とは。テロと難民問題、日本がすべきこととは―池上彰からのメッセージ。

内容説明

未来を見通す力が、君の生きる力になる。大反響第二弾!「大岡山通信」を書籍化!

目次

第1部 歩み出す君に(「投票しない」という選択も、政治を変えてしまう―18歳選挙権引き下げを考える;「目標の2~3メートル先」を目指せ ほか)
第2部 世界の中の日本(愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ―戦後70年を考える;不都合な真実から目を背けるな ほか)
第3部 歴史はどこへ向かうのか(歴史は、若者の力で変えられる;現代史の皮肉を考える―ヨーロッパの難民問題 ほか)
第4部 考えること、生きること(文科省も、「責任感」を身につけよう―国立大改革通知の波紋;大学では「生き方」を学べ ほか)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。東京工業大学特命教授。1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題を担当する。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーになり、書籍やテレビ、選挙報道等でニュースをわかりやすく解説し、幅広い人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

56
私たちが暮らしている世界の100年を振り返ると今が見えてくる。危機は対岸の火事ではないのだ。日本も国際情勢の変化を理由に憲法9条が掲げている戦争放棄の解釈を見直そうとしている。歴史の転換点を見極める視点を持つことが大切。常に批判的物事を考えなければ発見はない、学ぶこととは生きること。世界情勢を見据え幅広いテーマとともに未来を見据える。「大岡山通信」を単行本化したもの。2017/01/29

緋莢

18
「未来を見通す力が、君の生きる力になる。」、ネットだけでは思わぬ落とし穴にはまる事もあると示す「池上流・メディア活用術」、ヨーロッパに押し寄せる難民は「21世紀の民族大移動」、受け入れる国、拒否する国の事情、そして、日本はどうすればいいのか?選挙を楽しむアメリカ人、日本人との違いは?日本経済新聞連載「大岡山通信」の書籍化第二弾。2016/11/08

謙信公

12
日経新聞連載「池上彰の大岡山通信」の書籍化第2弾。「日本の社会は、理系と文系に分断されて相互のコミュニケーションがとれず、相互の橋渡しをする役割が必要」と理系大学での講義の意義を語る。現代の出来事を歴史として、またニュースとして取り上げ、歴史が積み重ねた経緯を学ぶ現代史の重要性を説く。地方の国立大学の「組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換」では、教員養成系や人文社会科学系学部の廃止転換に関し、廃止対象は教員養成系学部の教員免許取得義務のないコースだけと文科省が釈明。この考え自体が腹立たしいが、お粗末。2021/04/30

kiki

7
池上さんの教養に関する講義は幅が広く、大変勉強になる。「グローバル化が叫ばれる現代。日本は移民を受け入れるべきか?」の問いには考えさせられた。企業人としてはどのような選択をすべきか。日本が海外の人材を受け入れ、教育できるのか。本気で移民を受け入れることとなった場合、言葉の壁、雇用の仕方、平和維持の問題など対応しきれるのか。雇用に関しては、日本国内で不況に陥った時、日本国民と移民のどちらを優先に考えるべきか。グローバル化の現代だから外国人を受け入れることは当然だ!なんて軽々しく口にはできないことがわかった。2017/01/04

もはる

7
「日本の社会は、理系と文系に分断され、相互のコミュニケーションがとれなくなっている。相互の橋渡しをする役割が必要だと考えたとき、理系の大学で教えることに意味を見出しました」。東工大特命教授でもある池上彰先生の大学講義を元にした1冊。「ニュースはやがて歴史になる」。現代史を振り返ると、映像や通信の技術革新が重要な役割を果たしてきたことがわかる。経済学とはフェルドマン博士も述べていたように「資源の再分配を考える学問」であり、現実を分析して政治政策に活かすための学問。自由経済は言論の自由とも親和性が高いのだ。2016/05/11

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