出版社内容情報
現代人に足りないのは松陰の「熱さ」である。なぜ、彼に出会った人々は、背中を押されてしまうのか? 30のキーワードをもとに、「傑出したエネルギー体」ともいえる吉田松陰の人物像に迫る。
内容説明
「元祖熱血先生」の魅力を26のキーワードで読み解く!
目次
春の章(熱を伝える;「私」より「公」を優先する ほか)
夏の章(「学び合う空間」をつくる;感化され、感化する ほか)
秋の章(全身で学ぶ;情報を重視する ほか)
冬の章(逆境を逆境と思わない;ストレスなんて知らない ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。教員養成に従事。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
42
松陰さんの力が四季の章に分かれて書いてあります。あっという間に読めました。難しかったら、きっと途中で挫折していたので、このように易しい文章で書いてくださったことに、感謝します。ものすごーーいパワフルな方で、でもちょっぴり寂しがり屋さんで、優しい方だったんだなぁー!と思いました。やり過ぎちゃうとこが欠点だけれど、そこがあったから、愛されたのかな?って思います。また違う方が書かれた松陰さんの本も、読んでみたいです。2016/03/20
ひろ☆
21
松陰の人間性をキーワードに沿って。自分の思想に感化させる能力、反発すると拗ねる?極端な性格、真っ直ぐで熱い人だったんだろう。2015/05/21
Ando Takenori
3
吉田松陰とは縁があると思い込んでいます(笑)他の人にはとっつきにくいかもしれないが、齋藤さんが言うように元祖熱血先生の感化力は素晴らしい。魂の火のキャンドルサービスのように他の人のやる気を燃え上がらせ、大変な時代を乗り越える原動力となったのだろう。こういう人になりたいものだ。2015/03/29
タクマ
2
吉田松陰さん本3冊目。 有名作者はどう考えてるか知りたくて購入。 原文に翻訳がなかったのが残念ですが 独特のものの見方で書かれていて読みやすかったです。 行動プランは 「感化力をつける為に、熱と意思を持って 知行合一を実践すること」です。2020/05/09
kaityo15
2
著者の本をある程度読んできた人には、あまり目新しさはなかったのでは…。2015/08/09