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決断のとき 〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532167820
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

北朝鮮の核開発、9・11、アフガン戦争、イラク開戦、リーマン・ショック……21世紀最初の米大統領は、大問題に対していかにして決断を下したのか。激動の8年間の舞台裏を明かし、全米で275万部を突破した大ベストセラー! カラー写真計32ページ収録。


9・11、アフガン戦争、イラク開戦、金融危機……ブッシュが大統領を務めた8年間は、アメリカが史上もっとも重大な変貌を遂げた時代だった。そして、彼が下した「決断」は、世界中の人々とその時代の性格を方向づけた。 ブッシュが、大統領として、一人の人間として下した「決断」を、率直かつ臨場感たっぷりに書き下ろしたのが本書である。本書には初めてブッシュ本人の口から語られた出来事も多数収録。

たとえば
・禁酒と信仰への道のり
・国家の要職の人選
・小泉元首相との盟友関係
・イラク戦争がベトナムの再来になるという懸念
・ウサマ・ビンラディンを拘束できなかったことについて
――など。

本書は、まったく新しい種類の大統領の回顧録であり、ブッシュがアメリカと世界の中心にいた8年間に対する歴史的評価を変える必読書である。


【目次】


第1章 禁酒
第2章 立候補
第3章 人事
第4章 幹細胞
第5章 炎の日
第6章 戦時態勢
第7章 アフガニスタン
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

9
トップに立つ者にとって最も大切なこと.それは,決断をすることである.そして,決断をするためには優秀なブレインがいることが必須となる.トップは必ずしも優秀でなくともよいが,ブレインを見る目と,そして責任を持つ姿勢は必ずなければいけない.2011/08/24

脳疣沼

6
ブッシュは、あまりにも叩かれ過ぎな面もあると思う。確かにイラク戦争は失敗したが、日本ではマイケル・ムーアの映画に あるようなブッシュ批判に終始していて、9.11はアメリカの文字通りの自作自演だという陰謀論をそのまま信じ込んでいる人が多いのは、ちょっとなあという感じがする。本書はブッシュの自伝だが、やはり面白いのはアルコール中毒をキリスト教の信仰の力で克服したエピソードだが、思ったよりも小さな出来事のように感じた。もっと酷いアル中で、苦悩したのかと思っていたが、そうでもないらしい。2015/06/10

bluemint

5
批判に晒されることの多かった大統領ではあった。任期中に起きた911のテロの対応と、それに続くアフガン攻撃への決断がどのようになされたのかが焦点。回想録なので自分が主人公になりすぎている嫌いはあるが、それでも決断したことへの責任を回避することはない。キリスト教と家族への言及が私には辟易するが、心の拠り所となっていたのだろう。多国籍軍について、各国軍に制約があることに苛立ちを見せる所に、アメリカファーストの意識が強く見られる。続いて下巻へ。2019/05/22

jj

5
第43代米国大統領2010年著。2011年訳刊。ホワイトハウスにおける大統領自らの決断にフォーカスを当てた内容の上巻。選挙、人事、胚幹細胞、9.11、アフガニスタン。テロ対策における愛国法、テロリスト監視プログラム、CIA強化尋問プログラム等の裏事情を垣間見る事が出来る。また、その成果としてアルカイダによる西海岸旅客機テロ計画や生物テロを未然に防いでいた事実は評価に値する。米国においても、国家機密のマスコミリーク、左派からの攻撃など、テロとの闘いも一筋縄でいかないことが理解でき、楽しめる内容。2017/04/30

山男777

4
3.11当時筆者は当事者。幼稚園訪問の時一報を受け、当初動揺することなく沈静零着の対処したのは評価できるだろう。しかしながらその後テロ組織と戦い宣言、終結はイラク戦争。主権国(フセイン)イラン国を滅亡させたが、大量破壊兵器なかった。その後辻合わせに苦慮もしたのだろう。イラク戦争は歴史的事実として成立したが、いまだ混乱、報道される通り中東安定平和とほど遠い。図書館本だったが6年前に世に出たもの、誰も読んだ形跡がない。世界が大騒ぎしたブッシュ戦争のいきさつがよくわかる。2017/06/06

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