内容説明
みんな、ほんと、元気だそう！世の中がどんなに暗くても、心まで暗しくしてはいけない。自分なりの湖にむかって、悠然と歩いていこう。石田衣良、待望の最新エッセイ集。
目次
だから、どうした！
竜馬はいらない
キーワードは「切断」
平成リョウマ
ひとり勝ちの世界
選ぶは、たのしい
クイズ番組恐怖症
一二月のあなたへ
今二五歳でいること
セルフヘルプ？〔ほか〕
著者等紹介
石田衣良［イシダイラ］
１９６０年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。１９９７年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、続篇三篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー。２００３年『４ＴＥＥＮ』で一二九回直木賞受賞。２００６年『眠れぬ真珠』で第一三回島清恋愛文学賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
30
図書館より。『坂の下の湖』、なるほど。R25の連載のまとめなので、内容は社会問題が中心です。少し暗い気持ちになりながら、向き合う気持ちをもつように意識して読みました。石田さんなみに視野がひろくて見識を備えていれば、暗い雰囲気の世の中でも、堂々と構えていられるのかな。かなりの読書家とのことなので、視野や見識って読書の賜物なのでしょうか。でも石田さんと意見が一致するところが多くて、ちょっとうれしかったです（笑）。うんざりしちゃう時代だけど、国の成熟の証。楽しんだ者勝ち！2014/03/24
takaC
17
書き手の立ち位置が良くわからないエッセイ。2011/03/23
まつじん
12
石田衣良さんもすっかり大家の雰囲気ですなぁ～ 若者を応援していく姿勢には大賛成です。４０過ぎの男性の平均余命独身と既婚で９歳も違うのには驚きました。そうか・・・じゃぁ独身のままのほうが良いかもな。2011/03/21
Tai
10
石田衣良のエッセイ集。自分は頑張れると、やる気になれる。内容は少し古いが（民主党政権時代の話）。「坂の下の湖にむかって、ゆっくりと歩いて行こう。」 【図】2014/04/07
tokotoko
9
男性作家のエッセーは、何年ぶり？かで読みました。石田さんはナイーブな感じがするので、繊細な内容かと思ったら、意外とあつい！でも、すごく元気になりました。そうですよね、周りに合わせて暗い顔しなくていいですよねっ。石田さんも言ってくれたし！世の中に情勢に左右されず、各自がそれぞれ楽しみを見つけよう････ってところも好きでした。2012/10/22
