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攻撃計画―ブッシュのイラク戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 597p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164737
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0031

内容説明

ブッシュの密命を帯びて着々と戦争計画を練り上げるラムズフェルド国防長官、フセイン打倒に異様な執念を燃やすチェイニー副大統領、イラクに大量破壊兵器があることを「スラムダンク(確実ですよ)」と大統領に保証したテネットCIA長官、国連との協調を唱えて孤立するパウエル国務長官…。果たして、「アメリカの若者に死んでもらう」というブッシュ大統領の決断は、いつ、どのようにして下されたのか?米国を代表するジャーナリストが、イラク戦争へと突き進むブッシュ政権の最高首脳たちの動きを圧倒的取材力で再現し、全米ベストセラー第1位を記録した超話題作。

著者等紹介

ウッドワード,ボブ[ウッドワード,ボブ][Woodward,Bob]
米国を代表するジャーナリスト。1943年生まれ、イェール大学卒。ワシントン・ポスト紙の社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープしたことで知られる(同紙は1973年のピュリツァー賞を受賞)

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中で、ことに軍事関係に精通していることで知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんころもち

11
『ブッシュの戦争』が9.11からアフガン戦争に至る過程を描いたのに対し、その続編となる本作は9.11から因縁のイラク戦争へと至る過程を描く。 政権内部の意思決定過程に迫る本著はともすれば、政権をヨイショするためだけの提灯になりかねない。しかし、一読すればわかるように、「宣戦布告の遥か前から準備が進んでいた」などスキャンダラス内容を数多く含む。 主題は政権内の意思決定過程であるが、議会との交渉、国連でのやり取りにも多くのページを割き、如何にして戦争へと突き進んだかを鮮やかに描き出す。 2015/11/02

takao

4
ふむ2024/02/22

norikatu6873

1
フセイン政権を掃討するための意思決定や、その時に関係した人々の心理状況まで表されていました。情報公開がここまでされて進んでいるとは驚きでした。2014/12/19

gurapo

1
イラク戦争開始までを綴ったノンフィクションの本、本の内容は攻撃計画の変貌や国連での動きを事細かに描いてある。「カーブボール、スパイと嘘と戦争を起こしたペテン師」も読み合わせると、大量破壊兵器の部分が補間されてとても理解が深まるのでそちらも読むこともオススメする2010/09/06

湖上の煙

0
9・11からアフガン侵攻を経て、イラクとの戦争を開始するまでの合衆国政府の意思決定のプロセスを追ったルポタージュ。アフガン侵攻時から既にイラクとの戦争が想定されていたこと、チェイニー/ラムズフェルドとパウエル/アーミテージの深刻な対立、大量破壊兵器を巡るCIAの杜撰な情報管理などかなり暴露されている。軍事的には大成功を治めたものの、結局中東に混乱をもたらしただけだったこの戦争の計画・立案・実行・そして結果を時系列で細かく描写しており、その事実の羅列が結果的にホワイトハウスへの批判となっている。2017/01/16

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