内容説明
ベトナム、ボスニア、アフガニスタンなど戦争の悲惨さを長年にわたり直視してきた著者が、生きることの素晴らしさ、命の大切さ、子供の将来を奪う戦争の愚かさを、戦場で出会った子供たちの写真とともに語る。未発表のものを含めて約40点を収録。
著者等紹介
石川文洋[イシカワブンヨウ]
1938年3月10日沖縄県那覇市首里生まれ。64年4月、沖縄から船で世界一周無銭旅行に出発。香港到着後、ファーカス・スタジオに勤務。8月、ドイツ第2テレビでのトンキン湾事件報道のため、南ベトナムの首都・サイゴンを取材。65年~68年まで、サイゴンに移住し、フリーランスの戦場カメラマンとしてベトナム戦争を取材。69年~84年、朝日新聞社出版局出版写真部勤務。84年、朝日新聞社を退社、フリーランスのカメラマンとして活動を始める。日本写真協会年度賞、日本雑誌写真記者協会賞、日本ジャーナリスト会議特別賞、市川市・市民文化賞―スウェーデン賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。