ブッシュの戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 483p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164379
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

ブッシュ政権はなぜ戦争を起こすか――。開戦の決断をめぐるホワイトハウスの暗闘と秘密軍事作戦の内幕を、大統領本人を含む膨大なインタビューをもとに生々しく再現した今年度最高のノンフィクション!

内容説明

なぜ、戦争を起こすのか―?開戦の決断をめぐるホワイトハウスの暗闘と、CIA、軍の秘密作戦の実態を米国を代表するジャーナリストが圧倒的取材力で描く全米No.1ベストセラー。

著者等紹介

ウッドワード,ボブ[ウッドワード,ボブ][Woodward,Bob]
米国を代表するジャーナリスト。ワシントン・ポスト紙編集局次長。1943年生まれ。ワシントン・ポスト紙の社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープしたことで知られる(同紙は1973年のピュリツァー賞を受賞)

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんころもち

12
ウォーターゲート事件をスクープした伝説的記者による、9.11-タリバン追放までの内幕。穏健派パウエルと強硬派ラムズフェルドの論争、ライスの冷静・現実的な指摘、それを踏まえたブッシュの判断、アメリカ中枢の動きが鮮やかに描かれる。一つ一つについて背景等具体的に書くというよりは、時系列を追う本なので、知識としては補完が必要。2015/10/24

スプリント

11
登場するブッシュ陣営のブレーン達が皆、名前が通っている人物ばかり。トランプ陣営は皆無名で短命だったことを今さらながら実感。2020/12/28

むとうさん

8
同時テロからアフガン攻撃を経て、イラク攻撃に流れるまでを描く大作。原作が02年なので、超リアルタイム。入念に取材をして書かれた本ということだけれど、このタイミングで書かれたと考えるとよくここまで書けたというべきなのか、それとも不都合なところは隠されている(今でも?)と割り引いて読むべきなのか…。とりあえず、後半に行けば行くほどパウエルがかわいそうになる。アメリカにとって失敗した戦争とはベトナム戦争で、その呪縛が重すぎる。父ブッシュと先代であるクリントンを意識しすぎて意志判断がゆがんでるのかも、など。2014/07/27

jj

5
9.11直後3か月余、米国ブッシュ政権のアフガン・イラク戦争に至る裏事情を、膨大な取材(大統領独占インタビーを含む)に立脚した内容の著。核に対する警戒感/ブッシュ政権の核テロに対する過剰な怖れと動揺。炭疽菌事件-生物兵器による米国内テロ現実化への恐怖。政権・閣僚の異常過ぎる反応。イラク戦争はブッシュ本人の意思と思いきや、実はライスの具申が契機であったり。軍とCIAのちぐはぐな関係。一枚岩でないネオコン閣僚やパウエルとブッシュの関係等。当時の政権内情が理解でき、資料的価値が高くとても楽しめる内容。2016/07/03

Masayuki Shimura

4
[絶ゆ間なき決断]同時多発テロからアフガン戦争、イラク戦争に至るまでを中心として描かれているのですが、政権が直面した課題の数々、そして戦争に突入するまでの意思決定の様子が知り得、大変勉強になりました。対テロ戦争とは何かを巡り、ラムズフェルド国防長官やパウエル国務長官が繰り広げた議論は、今日的にもいまだ重要性を保っているのではないかと思います。2015/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/423700
  • ご注意事項