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帝国ホテル厨房物語―私の履歴書

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164140
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

著者略歴 :

内容説明

誰もが憧れる帝国ホテルの極上フランス料理。そこに隠された人間ドラマを名料理人が語る。料理ファン必読。貴重な写真を多数収録。

目次

はじめに―人生はフルコース
1 十二歳の旅立ち
2 元気な小僧、調理場に立つ
3 日本一の調理場へ
4 戦場のカレーライス
5 料理人として再出発
6 至高の味をパリで学ぶ
7 料理長は大忙し
8 帝国ホテルの味を守って
終わりに―夢持ち続けて

著者等紹介

村上信夫[ムラカミノブオ]
帝国ホテル料理顧問、オーギュスト・エスコフィエ協会日本支部会長。1921年5月27日、東京生まれ。1933年、両親の急死によって料理人を志し、12歳で浅草ブラジルコーヒーに入る。銀座つばさグリル、新橋第一ホテル、糖業会館レストラン・リッツをへて、1939年、帝国ホテルの見習い、翌1940年正式入社。1955年、ヨーロッパへ派遣され、エスコフィエの弟子、アンリ・ル・ジュールが料理長をつとめる名門ホテル、リッツなどで腕を磨く。1958年帰国し、帝国ホテル新館料理長に就任。1960年からNHK「きょうの料理」にレギュラー出演。1969年、48歳で帝国ホテル総料理長に就任。翌年、取締役に就任し、1996年に専務取締役総料理長を退任して料理顧問。社団法人全日本司厨士協会卓越最高技術顧問をはじめ、団体の役職も数多くつとめる。フランスのオーギュスト・エスコフィエ協会、プロスペール・モンタニエ・ガストロノミック協会より表彰を受け、フランス・ロッカマドール協会より功労賞を受賞するなど、国内外の受賞歴も多数。1985年に卓越技能章(現代の名工)、1994年、勲4等瑞宝章を受章。千葉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiyoboo

15
ムッシュ村上とは帝国ホテルに勤めていた友人の結婚式で拝見した。たくさんの料理人がいる帝国ホテルの20代の青年の結婚式に最後までいてくれた。テレビの料理番組のあの笑顔のまま。さすがにコック服ではなかった。 本書も村上氏の生き様がリアルに書かれていた。戦場にフライパンを持ち込んだり、シベリアでも嘆かずに一生懸命にやり、評価されたり極上のエピソードがたくさん。先輩の料理を盗む時代に苦労されて味を覚えた。努力を重ねて専務取締役総料理長にまでなった。 人生の指南書としても楽しく読めた。2022/04/29

和草(にこぐさ)

5
日本でのフランス料理の先駆者だった方の著作です。帝国ホテルの裏話などあり、楽しく読み終えました。 2013/01/12

うさっぴ

2
面白かった!両親の急死により12歳から働き始め、職場では艱難辛苦に耐え、戦争とシベリア抑留を生き延び、波乱万丈の人生。帝国ホテルの総料理長、取締役にも就任し、すごい方だと思った。2024/04/11

ゆうら

2
年を追っての出来事が、比較的さらっと書かれているが、尋常小学校卒業のみの身から、帝国ホテルの総料理長にまで登りつめるには、人には言えぬ苦労があったことは推察できる。仕事に対する真摯な姿勢とたゆまぬ努力の賜物。2016/08/31

msugimo

2
裏方業務の鍋磨きを愚直に行ったことと、留学の打診をチャンスと見極め即答した2つがターニングポイントだったと思います。2016/04/24

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