出版社内容情報
書名
内容説明
おもしろ「頭の訓練問題」!パズルを解くような楽しさ。学校の数学とは全く違う、思考トレーニングのための数学。
目次
数学は考える力をつける
天才少年ガウスの工夫
紙とエンピツの世界へ
「抽象化」するとラクになる
数学感覚に優れているとは?
数学は思考の産物だが…
問題摘出型と問題解決型、あなたはどちら?
数学感覚はどうしたら伸びるか
数学的な頭の使い方とは
まず簡単な場合から考えよう
とにかく手を動かしてみる
頭のなかなら自由に動かせる
簡単なものに作り替える
余計なものを見つける
「特異点」は重要な手がかり
おおざっぱでよいときもある
「キーパーソン」を探せ
線を引いたり、色を塗ったり
対称性に注目する
「繰り返し」の法則性
エンピツを回してみよう
平均値から考える
伸ばしたり、縮めたり
次元を上げてみよう
数学はイメージだ
著者等紹介
岡部恒治[オカベツネハル]
1946年生まれ。69年東京大学理学部数学科卒業。同大学大学院修士課程修了。現在、埼玉大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dahatake
1
良著。 これまで読んだ数学の書籍で最も丁寧に抽象化と具現化について説明されている。 ちょっと考えて、簡単なものに作り替える例が豊富。 相変わらず、Eテレのテキシコーやピタゴラスイッチの有名な元ネタもあり、知識定着の良い復讐にもなります。 2020/08/22
yumechi
1
中学、高校と割に数学は出来た方だが、この本を読み切ったら数学の根本を考えずに解いていたことがよくわかった。 数学が出来る高校の同級生の発想によく似ている。 もっと早く読むべきだった。2010/08/13
ponte
0
以下備忘録. ・猿真似から,適用しないところをどんどん改良していく必要がある. ・明確な形で「この問題では何が本質的に大事か,それで何を変えてもよいのか」を追及することが必要.2016/04/23
あだちん
0
何気につかっている数学だが、ちゃんと考えると確かに抽象化して、公式・定理に当てはめ、答えを元に実世界を判断するという使い方をしている。 ちゃんと枠組みを使って当てはめていくことで、何事にも数学を応用して賢く文明を使いまわそうと思う。2015/12/13
牛タン
0
途中まで面白かった。計算を通して本質をつかむってかっこいいなあ。理想だよなあ、それだけ計算力があれば2014/06/26