内容説明
「アダム・スミスは夢遊病者」、「リカードは株の名人」―。偉大な経済学者の人生はユニークなエピソードで一杯。さまざまな逸話と現実経済の例を交えつつ彼らが経済学をどうつくってきたかを楽しく解説。
目次
1 経済学者は悩んでいる
2 アダム・スミスの再登場
3 デイヴィッド・リカードと自由貿易への叫び
4 アルフレッド・マーシャルと限界主義の考え方
5 新旧制度学派
6 ケインズ―放蕩救世主
7 マネタリストの反ケインズ闘争
8 公共選択学派―ビジネスとしての政治
9 合理的期待の野蛮な世界
10 不安と希望と