企業価値経営

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企業価値経営

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  • サイズ A5判/ページ数 710p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532135140
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

■経営の具体例を通して生きた企業価値評価が分かる定番テキスト。ガバナンス改革、資本コスト経営の定着、ESGなど新たな潮流を盛り込んだパワーアップ版。経産省「伊藤レポート」の実践書です。競争力をどう測り、創造するか? ファンダメンタル分析から、企業価値の測定、創造まで、すべて日本企業の事例で読み解きます。

■本書の特徴
(1) 「経営」という枠組みのなかで解説
企業価値評価の手法や概念が、経営という実践の場でどのような意義を持ち、どのように活用されているのかをわかりやすく解説します。日本企業が直面している課題や現実にもとづいて理解できるよう、豊富な国内事例を取り上げました。

(2) 基本から応用、実践までを理解できる3部構成
1. 分析編では、会計数値などを駆使しながら企業の競争力や企業行動を解析するファンダメンタル分析に主眼を置いています。
2. 評価編では、ファイナンスの理論やツールを活用して企業価値を算定します。難解に見える手法も、本質部分の考え方は驚くほどシンプルです。
3. 創造編では、「ある出来事に直面した企業が、本書のフレームワークを使っていかに課題を解決していくか」を1つの経営ストーリーとして追いかけます。

内容説明

資本生産性とサステナビリティをいかにして共に高めるか?「伊藤レポート」やESGに対応。分析・評価・創造で企業価値ストーリーを紡ぐ。ロングセラー『新・企業価値評価』の骨格に、いま日本企業が直面する環境激変、あらゆる課題を盛り込み全面刷新した、経営実践のための必読書。

目次

価値思考が未来を変える
企業価値経営のフレームワーク
第1部 分析編(財務諸表から読む企業活動;戦略的ファンダメンタル分析;経営戦略分析;会計戦略分析;“ケース・スタディ”電機業界のファンダメンタル分析)
第2部 評価編(企業価値とバリュエーション;証券市場と企業評価;資本コストの測定と管理;“ケース・スタディー”ピジョンの企業価値評価;EVAバリュエーション;企業価値創造のためのM&Aと事業ポートフォリオ改革;無形資産の価値評価と戦略的活用;非財務・ESG情報による企業評価)
第3部 創造編(青天の霹靂;価値思考;さらなる企業価値創造に向けて)

著者等紹介

伊藤邦雄[イトウクニオ]
1951年千葉県生まれ。1975年一橋大学商学部卒業。1984年一橋大学助教授。1987年スタンフォード大学フルブライト研究員(~88年)。1992年一橋大学教授。1996年商学博士(一橋大学)。2002年一橋大学大学院商学研究科長・商学部長(~04年)。2004年一橋大学副学長(~06年)。現在、一橋大学CFO教育研究センター長、一橋大学名誉教授、中央大学戦略経営研究科特任教授、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)コンソーシアム会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroo Shimoda

8
この分厚さながら脱線無く不可欠な情報が詰まっている。手元に置いて教科書のように折りに触れて読み返すのが良さそう。2021/10/14

山のトンネル

4
非財務データに着目した経営の重要性を説く。一橋大学の会計学の権威が綴る1冊。2022/04/14

強粘結炭

1
所謂,『伊藤レポート』を世に出した伊藤先生による企業価値分析本。ROE,ROIC,WACC,EVA®︎などの財務分析にとどまらず,無形固定資産やESGをどのように企業価値に織り込むべきか,という新しめのテーマもカバー。また最近の資本市場で話題となったネタ(例えばTSLAの時価総額が,トヨタのそれを上回った)もあり。他の方もレビューされているが,大著でテーマが包括的なので一読後は辞書として活用できそう。2023/01/01

taco

0
なんとか読み終えました。 企業価値評価の知見が網羅されており、経営の視点を得る上で、有意義な旅路でした。2024/03/20

K(en)FC

0
重い!2023/06/15

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