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ゼミナール現代日本政治

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  • サイズ A5判/ページ数 537p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532134075
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3031

内容説明

統治不全、ねじれ国会、大連立―。第一級の研究者と政治記者がタッグを組んで激変期の課題を縦横無尽に解説する生きたテキスト。

目次

第1部 政権交代の600日(国家的危機の政治過程;民主党政権の基本構造;政権の「司令塔」は誰か;立ちすくむ「政治主導」;「小鳩」退場と参院戦惨敗;菅新体制襲う統治不全)
第2部 日本政治の構造分析(制度改革―戦後体制の曲がり角;政党―新たな使命と競争へ;国会―「ねじれ」に見る政治のあり方;内閣・官僚制―統治能力の向上問われる;選挙・投票行動―政策本位に変われるか;日本政治と国際金融市場―為替レートをめぐる闘い)

著者等紹介

佐々木毅[ササキタケシ]
学習院大学法学部教授、21世紀臨調共同代表、東京大学名誉教授。1942年生まれ、65年東京大学法学部卒業、同年東京大学法学部助手。68年東京大学法学部助教授、78年東京大学法学部教授、2001年東京大学総長、05年より現職

清水真人[シミズマサト]
日本経済新聞社経済解説部編集委員。1964年生まれ、東京大学法学部卒業、同年日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

12
第一部 政権交代の600日が臨場感たっぷりで面白すぎた。本当に滅茶苦茶な政権だったんだなあ…学者と記者のコラボはいいですね。2017/08/15

桜子

9
第Ⅰ部「政権交代の600日」と、第Ⅱ部「日本政治の構造分析」からなる内容です。第Ⅰ部はドキュメント風に政権交代時のことが中心に纏められています。学問としての現代日本政治とも上手く噛み合っており、いかに異常な政権だったかが理解できます。第Ⅱ部は、省いた方がよかったのではと思えるほど噛み合わない経済関連の章がありました。第Ⅰ部だけでも読む価値があります。

ceskepivo

3
民主党政権時代は、将来に教訓を残したか。2020/04/13

Kazuo

3
2部構成;【第1部】09年の歴史的政権交代から11年までの、民主党による政局運営と政策決定を検証している。政治家、各個人(鳩山、菅等)に焦点を当てて分かり易く分析しているが、米国ジャパンハンドラー(アーミテージ、ナイ等)からの圧力や、彼らと組んだ官僚たちの抵抗(公共選択論的視点)にはまったく触れられていない。日経新聞社からの出版ではそれは不可能なのか?【第2部】日本政治の諸制度の分析。主要な論点の一つは、政党が官僚と協働するためには「政治家、個人の集まり」から、機能する組織に変化する必要があるということ。2015/07/19

nekokone

0
よくみたら飯尾さん書いていた2011/09/01

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