目次
序章 コンテンツ産業の概観
第1章 急速に変化するコンテンツ業界
第2章 フリーコピー化がコンテンツ産業成長の原動力
第3章 変容する音楽コンテンツ産業
第4章 私的コピーは被害を与えているか
第5章 オンラインゲームのビジネスモデル
第6章 コンテンツビジネスの未来―今後のビジネスの方向性を考える
著者等紹介
新宅純二郎[シンタクジュンジロウ]
東京大学大学院経済学研究科准教授。1958年生。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。学習院大学経済学部助教授、東京大学大学院経済学研究科助教授を経て現職
柳川範之[ヤナガワノリユキ]
東京大学大学院経済学研究科准教授。1963年生。慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師、東京大学大学院経済学研究科助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くりりんワイン漬け
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フリーコピーのビジネスモデルを経済学の視点で解説した全く新しい書。 これまでここまでの分析を行った書をみたことがない。対外技術屋視点か法律家視点でしかなく、実際のビジネスから乖離した議論となりがちであった。 本書は仮説と検証を実際の収益シュミレーションを交えて実施。 2008年出版で多少古くなっているが、ビジネスモデルが古くてもロジックは人間の考えることあまり変わらない。 これを古いと捨てる人間は本書を理解できない人である。2013/06/08
n-co
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2008年に出版された本。当時は目新しかったけれど、現実はどんどん先を行くのが面白い。2012/01/17
xxxxx
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フリーコピーが必ずしも音楽業界低迷の理由というわけではない/新しいビジネスモデルの確立が必要2010/05/04
もふもふ
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音楽がコピーで発展してきたというのは驚いた。これからますますコピーが容易になり、アナログからデジタルに移行すると思うけど、そのとき既得権者がこの流れにどのように対策、対応していくのか興味がわいた。2010/04/15
メルセ・ひすい
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10. 青37 コンテンツ産業をフリーコピーした場合の産業 コンテンツが簡単にコピー可能となった今日、ビジネスはどこに活路を見出すのか。そして消費者は本当にメリットを受けることができるのか。コンテンツビジネスとユーザーの共栄のあり方を、経済学と経営学の見地から検証する。2008/01/16