論争 日本のワーク・ライフ・バランス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532133528
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C3034

内容説明

労働市場は自由化すべきか、規制が必要か?性別役割分業意識の壁は崩せるか?効率性を重視する発想の功罪は?女性を活用できる人事・労務管理とは?―ワーク・ライフ・バランス実現の道筋を論争スタイルで解明。

目次

第1セッション 雇用と人材活用のありかたとワーク・ライフ・バランス―米国モデルは有効か?(ワーク・ライフ・バランスを通じた女性の人材活用;ワーク・ライフ・バランス促進のための政府の役割)
第2セッション 家庭と職場のありかたとワーク・ライフ・バランス―その前提と道筋(ジェンダーセンシィティブなワーク・ライフ・バランス論をめざして;ワーク・ライフ・バランスと企業によるWLB支援)
第3セッション 少子化対策とワーク・ライフ・バランス―経済的発想の功罪(少子化対策におけるワーク・ライフ・バランスへの期待;ワーク・ライフ・バランス:経済的発想の功罪)
第4セッション 男女平等とワーク・ライフ・バランス―統計的差別解消への道筋(男女の賃金格差と女性の統計的差別の解消への道筋;企業の女性活用と男女間賃金格差)

著者等紹介

山口一男[ヤマグチカズオ]
シカゴ大学ハンナ・ホルボーン・グレイ記念特別社会学教授/経済産業研究所(RIETI)客員研究員。1971年東京大学理学部卒業後、総理府勤務(1971‐1978年)、シカゴ大学社会学博士号取得(1981年)、コロンビア大学公共衛生大学院助教授(1983‐1985年)、カリフォルニア大学ロサンジェルス校社会学部助教授及び准教授(1985‐1991年)、を経て1991年よりシカゴ大学教授。2003年よりRIETI客員研究員

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授。1975年慶應義塾大学商学部卒業。1980年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了、博士号(商学)取得。米国コロンビア大学経済学部客員研究員(1985‐1987)を経て、1991年より現職。内閣府経済財政諮問会議「労働市場改革専門調査会」委員、内閣府「子どもと家族を応援する日本重点戦略会議」委員などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

橋本 千春

0
2007年のRIETIの政策シンポジウム「ワーク・ライフ・バランスと男女共同参画」をまとめた本。ワーク・ライフ・バランスについて何が問題になっているのか、そして解決策は何なのかを学者の先生方がいろんな方向から論じていて面白かった。特にコース別人事が生産性を下げているという話は自分が漠然と感じていたことを理論として説明されていてスッキリした。…さて、自分の仕事をどうするか、となると答えはないんだけど。2012/08/01

風見鶏

0
参考資料に。2012/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/39518
  • ご注意事項