地方債改革の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532133344
  • NDC分類 349.7
  • Cコード C3033

出版社内容情報

夕張市をはじめ、財政破綻寸前の多くの自治体が危機に瀕している。自立のため不可欠な独自財源を地方債改革により確保し、いかにスムーズに補助金依存体質から脱するか――第一人者の大胆な提言を満載した意欲作。

内容説明

「夕張ショック」だけでなく、いま、多くの自治体が過剰な債務に苦しんでいる。「三位一体」改革による地方分権推進策では不充分だ。地方債制度を抜本的に見直す「四位一体」改革を構想し、多くの具体的なアイデアを提示する意欲作。

目次

第1章 地方財政の危機―なぜ地方債はこんなに増えたのか
第2章 地方債は自治体に何をもたらしたか
第3章 借り手意識を持たない地方債の構造
第4章 自治体は破綻しないのか
第5章 諸外国に学ぶ:地方債の比較制度分析
第6章 地方債制度の新たな動き
第7章 今後の地方債改革に向けて―政策提言

著者等紹介

土居丈朗[ドイタケロウ]
1970年生まれ。大阪大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京大学社会科学研究所助手、慶應義塾大学経済学部専任講師、カリフォルニア大学客員研究員等を経て、慶應義塾大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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キャベツ

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卒論のタネ探しのために全体を斜め読みした上で何章か流し読み。制度ベースでは、当事者である地方公共団体の関希薄な関与、金銭ベースでは、地方債が実質的な補助金としてしか機能していない(リスク評価の甘さ、元利償還金に交付税が用いられている)といった問題意識を洗い出した。2015/04/18

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