出版社内容情報
ゆとり教育、学力低下、国立大学の独法化、専門職大学院構想など、教育を巡る議論がいま熱い。本書は教育が個人の就業行動、キャリア形成、法曹・医療などの分野でどう影響するか、その経済効果を検証する注目の書。
内容説明
小学校から大学・専門職大学院まで改革の進め方はこれでいいのか!?データ分析・理論的アプローチと政策提言で今日の最重要課題に対し、何をなすべきかを明示。
目次
第1章 学力低下の実態
第2章 「ゆとり教育」を経済学で評価する
第3章 基礎科目学習の所得形成への影響
第4章 教育の経済理論―スクリーニング、シグナリング、人的資本
第5章 日本の高等教育改革
第6章 専門職大学院の経済分析
第7章 若者の就業機会の減少と学力低下問題
第8章 個人のキャリア支援とリカレント教育
著者等紹介
伊藤隆敏[イトウタカトシ]
東京大学先端科学技術研究センター
西村和雄[ニシムラカズオ]
京都大学経済研究所
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