国際経済学入門〈1〉国際貿易編

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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532132491
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

貿易摩擦からWTOの役割まで、経済のグローバル化の中で、国際経済学の考え方を理解することがますます重要になっている。本書は、難解とされてきた国際貿易の理論をステップを追って体系的にわかりやすく解説。

内容説明

「なぜ自分の国で作れるものをわざわざ輸入するのか?」自由貿易のメリット、輸出入のパターン決定などの基本から、WTOの機能、自由貿易協定、知的財産権などの最新トピックスまで、現実に即して明快に解説。

目次

第1部 国際貿易の基本モデル(商品貿易;資源の移動と貿易の利益;応用と解釈)
第2部 貿易パターン、所得分配および成長(技術と生産性:リカード貿易モデル;貿易と国内所得分配:特定要素モデル;要素賦存量と貿易:2×2ヘクシャー=オリーン・モデル;貿易、成長および製品多様性;中間財および生産要素の貿易)
第3部 通商政策の理論と実際(保護と国民厚生;保護の政治経済;貿易政策と不完全競争;貿易規制の実際;特恵的貿易協定と貿易政策の地域問題)

著者等紹介

ケイブズ,リチャード・E.[ケイブズ,リチャードE.][Caves,Richard E.]
1931年生まれ。ハーバード大学でPh.D.取得。1962年よりハーバード大学教授。貿易理論の大家。経済学部長、ビジネス・エコノミクスのPh.D.責任者などを務める

フランケル,ジェフリー・A.[フランケル,ジェフリーA.][Frankel,Jeffrey A.]
1952年生まれ。MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.D.取得。1999年よりハーバード大学教授。ニューヨーク地区連銀・ボストン地区連銀アドバイザーなど多数の役職を兼務。カリフォルニア大学バークレー校教授(1987~99年)、クリントン政権大統領経済諮問委員会委員、FRB、IMF、ブルッキングス研究所、エール大学に勤務

ジョーンズ,ロナルド・W.[ジョーンズ,ロナルドW.][Jones,Ronald W.]
1931年生まれ。MITでPh.D.取得。1957年よりロチェスター大学教授。貿易理論の大家

伊藤隆敏[イトウタカトシ]
1950年生まれ。1975年一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。1979年ハーバード大学経済博士号(Ph.D.)取得。ミネソタ大学准教授、一橋大学経済研究所教授、IMFアドバイザー、大蔵省(現財務省)副財務官を経て、現在、東京大学先端科学技術研究センター教授

田中勇人[タナカハヤト]
1975年生まれ。1998年東京大学法学部卒業、同年大蔵省(現財務省)入省。2002年ハーバード大学ケネディ・スクール修了。フランケル教授に学び、その後コース・アシスタントを務める。現在、財務省大臣官房秘書課財務官室勤務
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