年金改革論―積立方式へ移行せよ

八田 達夫/小口 登良【著】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（1999/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 387p／高さ 22cm
• 商品コード 9784532131685
• NDC分類 364.6
• Cコード C3033

出版社内容情報

年金財政危機の克服と世代間格差解消のため、以前から一貫して公的年金を賦課方式から積立方式へ移行せよと訴え続けた著者が、その改革案の根拠と効果を理論的に分析した集大成。主張をどう実現するかを具体的に提言。

内容説明

現行の賦課方式による年金財政は破綻寸前。若年世代の負担をできるだけ軽くし、受給額も大幅には減らさない新しい年金システムを即刻構築すべきだ！その具体的な改革案を経済理論とシミュレーションによってわかりやすく示す意欲的提言の書。

目次

第１部　提案編（なぜ公的年金が必要か；なぜ「積立方式」か；厚生年金と世代間の公平　ほか）
第２部　分析編（政府の年金純債務；２期モデルによる年金改革の分析；２期モデルによる年金財政分析　ほか）：第３部　モデル解説編（日本の公的年金制度の概要；阪大・専大（ＯＳＵ）年金モデルの解説）