内容説明
会社数字を読み解く使える道具箱。基礎的な指標の見方から、実際の決算データを使った会社比較まで、コンパクトに解説。
目次
第1章 経営分析の基礎(経営分析の目的と考え方;全体の評価と部分の評価 ほか)
第2章 会社の安全性をみる(流動比率;当座比率 ほか)
第3章 会社の収益性をみる(売上高売上総利益率;売上高営業利益率 ほか)
第4章 会社の成長性をみる(売上高伸び率;経常利益伸び率 ほか)
第5章 会社を総合的にみる(1株当たり純資産;1株当たり純利益 ほか)
著者等紹介
佐藤裕一[サトウユウイチ]
公認会計士。1950年静岡県生まれ。1973年慶應義塾大学商学部卒業。1979年公認会計士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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手押し戦車
11
現金の流れを読む。固定資産投資が自己資本の範囲内であれば返済義務がないので資金繰りは安全だが自己資本と固定負債で固定資産を保有していると自転車操業になる。キャッシュフローは当期純利益と減価償却を足し配当金と役員賞与を引くと大まかなキャッシュがわかる。売上高利息後事業利益は営業利益率に受取利息、配当と支払い利息を入れて売上経常利益率と比率が離れてると金利以外の要素がわかる。売上高人件費比率で人の強みを出してるか分かる退職給付金と製造業は労務費を入れる。現金が右から左へ流れ会社にはどの位、確実に残るかが重要2014/11/17
もちもちかめ
10
会社の人に借りる。読むべき本を教えてほしいとお願いしたら、翌日6冊も家から持ってきてくださった。すごいひとってやっぱり本読んでるな。しかも、買ってる。これは専門的かつ入門書すぎてざっと読み。まあ、そういう目的のものだろう。経営分析の経理の勉強するなら、こういうのを3-5冊読んでから、専門書を読むものなんだろう。サクッと会計の仕事を垣間見て終わる。いやー面倒くさいなあ。2023/06/26
Hirochikant
1
単語帳のような感覚で読むのがベストですかね。すこしウィキペディアを見ているみたいでした。2019/08/06
Tomotaka Nakamura
1
様々な切り口から自社を知るための基本的ツールがしっかり解説されている。決算書片手にどんどん分析して行きたくなる。2016/03/18
K.T
1
知ってるようで知らない事があるかも、と思い読了。 やはり新たな発見もあり、特に付加価値を使った分析や、PERみたいな投資家の視点に立ったものは今まで無かったので、今後に行かせたら面白いな、と。 最終ページの総合評価っていうのもやる価値あるね。2014/07/20