出版社内容情報
2016年よりマイナンバー制度が施行。本書はこの分野の第一人者が、制度の概要と実務の注意点をコンパクトにまとめた入門書。
内容説明
2016年1月よりスタートするマイナンバー制度の概要をわかりやすく解説。企業が対応すべきポイントをコンパクトにまとめた。経理・給与など直接の担当者はもちろん、経営者や他部門のビジネスパーソンも押さえておきたい実務知識を解説。従来のフローでは法令違反となってしまう業務も多く、また違反した際には厳しい罰則が定められている。こうした落とし穴を避けるために何をすればいいか、具体的に紹介した。
目次
第1章 なぜマイナンバーが導入されるのか(マイナンバーは安全か;「消えた年金記録」が生み出した制度;広がり利用範囲)
第2章 まずはここだけ押さえよう 制度の概要(誰に、どのように番号が配られるのか;重要な2つのカード;安全・安心を確保する仕組み;取り扱いにあたっての4原則;違反すると厳しい罰則)
第3章 対応すべき業務と、実務のポイント(マイナンバー対応は全社を挙げて行うべき;対応が必要な2つの業務;給与厚生業務でのポイント;個人への支払い業務でのポイント;金融機関でマイナンバー対応が必要となる対象;金融機関での特有の業務)
第4章 安全管理と取り扱いの注意点(マイナンバーの取り扱いで注意すべき点;安全管理とガイドライン;「情報の廃棄」には特に注意)
第5章 個人への影響とこれからの展開(従業員として知っておくべきこと;マイナンバーはどう広がるのか;新しくスタートする2つのサービス;マイナンバーで社会と暮らしはどう変わる?)
著者等紹介
梅屋真一郎[ウメヤシンイチロウ]
野村総合研究所未来創発センター制度戦略研究室長。東京大学工学部卒業。同大学院工学系研究科履修。システムサイエンス部、NRIアメリカなどを経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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