内容説明
仕入れ・生産・配送・販売の拠点を最適配置してネットワークで結び、モノ・時間・コスト・情報を一体管理する、ロジスティクスの基本を解説。東日本大震災があり大きな課題となった災害対策や、CO2削減など環境問題への対応についても盛り込み、新版化した。
目次
第1章 ロジスティクスの本質をつかむ
第2章 物流からロジスティクスへの展開
第3章 物流管理の進展とそこからの飛躍
第4章 ロジスティクスの日本への導入
第5章 ロジスティクスは体系管理
第6章 ロジスティクスのマネジメント
第7章 ロジスティクス・ミックス―ツールを組み合わせる
第8章 ロジスティクス・プロバイダーの登場
第9章 ロジスティクスの新展開
第10章 リスク管理とロジスティクス―災害への備えを付加する
著者等紹介
中田信哉[ナカダシンヤ]
神奈川大学名誉教授。1941年島根県に生まれる。1964年慶応義塾大学卒業。大手食品会社を経て、69年流通経済研究所入所。83年より神奈川大学経済学部助教授。89年より同教授。2012年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ビイーン
14
本書は分かり易く書かれていたが、まだロジスティックスの概念を理解するまでに至らず。日経文庫のシリーズの「物流の知識」も読んでみたい。2017/04/24
aki
11
物流とロジスティクスの違いについて結構ページを使って説明されていたものの、同じことを言葉を変えて何回も説明されていただけのような感じ。微妙な違いに関してはいっそ図式化してくれた方が分かりやすかったかも。ただ日本における物流と主にアメリカにおけるロジスティクスの違いや歴史、物流マネジメントについてなんとなく知ることはできた。もう少し具体例を知りたいので他の本探します。2015/06/19
れべっか
1
正直1回だときつい。頭になかなか入ってきませんでした。文章自体は読みやすいし、たぶん初心者向けです。ただ自分のなかで噛み砕けてないので、時間を空けてもう一度読もうと思います! 実務云々よりはロジスティクスという概念に関する話です。個人的にはリスク管理の話がもっとあればと思いました。2014/10/09
yuugetu
1
研究にロジスティクスが必要なので読みました。 基本的には「物流」の話がメインで、分かり易く書かれています。 僕が必要だったのは倉庫・保管(Warehousing and storage?)に関するものだったので、残念ながら詳しくは書かれていませんでした。2013/09/26