内容説明
埋もれたデータが宝の山に!膨大な情報を収集・活用することで見えてきた新たな世界。国内外の成功事例から、その可能性を探る。
目次
第1章 ビッグデータ・ビジネスとは何か
第2章 顧客の好みを先読みする「個客」対応
第3章 ソーシャルメディアの限界を超える―多様化する消費者理解の方法
第4章 何をつくればいいのか、何をつくってはいけないのか―データ活用で進化する製品・サービス開発
第5章 何円ならば買いますか―高度な価格決定で需給を最適化
第6章 社会課題の解決と「心地よさ」への挑戦
著者等紹介
鈴木良介[スズキリョウスケ]
株式会社野村総合研究所ICT・メディア産業コンサルティング部、主任コンサルタント。2004年、株式会社野村総合研究所入社。以来、情報・通信業界に係る市場調査、コンサルティング、政策立案支援に従事。近年では、クラウドおよびビッグデータの効率的かつ安全な活用が事業にもたらす影響について検討をしている。総務省「ビッグデータの活用に関するアドホックグループ」構成員(2012年5月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
最近、世間に追いつこうと思ってさまざまなIT分野の本を比較的集中して読んでいます。IoT、フィンテック、オムニチャネル、ビットコイン、ブロックチェーン、それとこのビッグデータです。それぞれの分野では結構面白いのですが、結構重複しているところもあると思っています。ちょっと前に「カルチャロミクス」というグーグルの本のビッグデータ分析の本を読みましたが、どちらかというとこの本はもう少し実務的な面からの分析をしています。データの無駄の部分を排して、本当に意味のあるデータをどのように使用していくのかが分かる気がしま2016/08/31
tetsu
17
★3 マーケティングの効率化のためにビックデータがどう活用されているか、これからどのような利用法があるのかを具体例に紹介している。 需給バランスをより細かくしTPOに応じた価格設定や、個人個人の嗜好に寄り添うコンセルジュ的な情報提供は実現されており、より高度化されてゆく。 これからは、機械のセンサーで収集されるデータについても、ITの進化で大量でリアルタイム化し活用分野はどんどん広がる。 ドライブレコーダーなどの映像を活用した道路などインフラのメンテナンスやゲリラ豪雨予測などへの応用など考えられるかもね。2016/09/11
ふろんた
9
2012年、ビッグデータ創生期の話。2016/09/27
ちいちゃん
6
ビッグデータについてコンパクトにまとめ、今後の活用について紹介されていた。2016/05/25
まさお
5
ビッグデータの利点と課題がコンパクトに書いてビッグ・データについて理解を深めるのにいい本だと思います。 事例についても多く載っており面白かった。2013/04/10