日経文庫
入門・貿易実務 (第3版)

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  • サイズ B40判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532112448
  • NDC分類 678.4
  • Cコード C1234

内容説明

取引の申し込み(オファー)から、交渉・契約、出荷、運送、引き取り、代金の決済、クレームまで一連の手順に従ってやさしく解説します。英文による表記例なども豊富に記載、国際社会を相手にする実務担当者にとって「使える基礎知識」を網羅しています。ウィーン条約の批准・発効、外為法改正、インコタームズ2010など様々な規則や取引条件の変更、FTA、EPA、TPPといった新たな国際間取引の進展など、実務に直接・間接に影響を与える最新状況を踏まえ内容を刷新しました。貿易保険や運送保険、為替先物の予約など、様々なリスク回避の方法についても実践的に解説します。

目次

1 貿易実務の基礎
2 取引相手先の選択
3 輸出入取引の交渉
4 信用状による決済
5 品質と数量の条件
6 国際運送と為替リスク
7 荷為替の取組みと輸入決済
8 新しい流れと実務への影響

著者等紹介

椿弘次[ツバキコウジ]
1943年生まれ。1966年早稲田大学第一商学部卒業。1971年同大学院博士課程満期退学。ハワイ大学東西文化センター研修員、スタンフォード大学訪問研究員などを経て、1982年早稲田大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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リョウ

4
国内取引とは違う点の考慮が必要となる国際取引。電子取引が発展する前からの慣行が多く残っている分野でもあり、これまで合理的だったものが不合理となっているために、余計に分かりにくいものになっている。2019/08/31

OjohmbonX

1
しばらく貿易実務を経験した人が本書を読むと、「今までやってた仕事ってそういう意味だったのか」と断片的な知識が整理・統合されてちょうどいい本だと思う。必要な用語が網羅されつつものすごくコンパクトにまとめられているため、未経験者がいきなり読んでも具体的にイメージするのが難しかった。自分はメーカーで働いていて、となりの調達部門が輸出入業務をやっていて、何やってるのか知りたいなと思って通読してみたものの、そういうわけであまり入ってこなかった。まずはストーリー仕立ての具体的な課題解決の話とかを読む方が良さそう。2020/12/31

shiki30

0
職務上、輸出入決済の知識を得たかったので読んだ。この部分については分かりやすかったと思う。インコタームズ云々などの部分はよくわからず斜め読み…。2017/03/08

牧神の午後

0
著者は大学の先生。だもんで、記述が性格ではあるのだけど、何処か日本語として固い。入門とあるけど、初学者向けとは言い難く、在る程度貿易を知っているじゃないと、実務イメージがわかないと思う。ただ、それはタイトルが少し誤解を与えると言うだけで、内容はギッシリと詰まっていて、貿易の概説としては流石の内容でした。2013/03/08

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