内容説明
2008年3月施行の労働契約法を、パート労働法や男女雇用機会均等法など関連する法令や最新の判例なども取り上げながら、わかりやすく解説した入門書の決定版。新法が制定された背景、経緯について触れながら、労働契約と紛争解決の新しいルールを理解することができる。採用、異動、懲戒処分、解雇、退職など人事をめぐるさまざまな局面で、新しい法制度がどのような対応を求めているのか、ていねいに説明している。巻末には付録として、労働契約法の全条文を掲載。
目次
1 労働契約法とは何か
2 労働契約法制定の背景
3 労働契約の基本理念と労働条件の決定・変更
4 人事と労働契約
5 労働契約の終了
6 労働条件―賃金・労働時間・労災補償
7 雇用平等・ワークライフバランス
8 様々な雇用形態
著者等紹介
山川隆一[ヤマカワリュウイチ]
1958年生まれ。82年東京大学法学部卒業。91年ワシントン大学ロー・スクール修士課程修了(LL.M.)。2000年博士(法学)(東京大学)。武蔵大学経済学部専任講師、弁護士(1987年~1995年)、筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授等を経て、慶應義塾大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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