日経文庫
コーチング入門

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  • サイズ B40判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532110918
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C1234

内容説明

コーチングとは、人間の可能性を信じ、それぞれの個性を尊重しながら信頼関係を築き、部下を自律型人材へと育てていくためのコミュニケーション・スキルです。一人ひとりの内側にある「能力、やる気、自発性」を引き出すことが基本です。どのようにコーチングをしたらよいか、「傾聴」「質問」「承認」の三つの重要スキルを実践的に解説しました。書き込み可能なワークシートも掲載するなど、すぐに使える内容になっています。シナリオ型式で具体的に上司による問いかけと部下の反応を紹介しながら、改善点を詳述しています。

目次

1 コーチングとは
2 コーチングの基本的な考え方
3 傾聴のスキル
4 質問のスキル
5 承認のスキル
6 コーチングのアプローチ―「GROWモデル」
7 ケーススタディ

著者等紹介

本間正人[ホンママサト]
NPO学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授、LCA大学院大学客員教授、NPO日本コーチ協会理事。東京大学文学部卒、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学博士Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究部門責任者などを経て、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」の講師など歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、「研修講師養成塾」を主宰する

松瀬理保[マツセリホ]
米国オハイオ州ケースウエスタンリザーブ経営大学院にて、個人と組織の「強み」に注目するAI組織変革アプローチ、コーチング、リーダーシップ、「学習する組織」を含む最先端の組織行動論を学ぶ。大学卒業後、全日本空輸、外資系航空会社にて人材育成からCS、営業の現場を経験する。その後独立し、日本国内のメーカー、小売業、IT関連会社、運輸・航空各社にて、「リーダーシップ」「コーチング」の研修講師として活躍する。生涯学習開発財団認定コーチ、帝塚山学院大学文学部講師、NPO学習学協会主幹研究員。AIコンサルティング・ジャパン代表、株式会社チェンジ顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kaz

9
後半の例を挙げての解説がわかりやすく模倣しやすかった。先日、後輩へアドバイスをする際、実践してみたのだが、今までよりはうまくコーチングできたように思います。コーチングの本を何冊か読んできたが、ここにきて、やっと実践できるレベルになってきました。この手の本を読む際、とりあえず量をこなすというのも大切なことだと感じました。2017/06/13

さむ

5
分かりやすくテンポよく読めた。実際には上司にも部下や後輩にももっと感情があるので、全てが上手くいくものではないと思いますが、テクニックとして面白いなと思いました。2017/04/27

とみやん📖

5
4月から役職が変わることもあり、コーチングを学びたいと思い、手にした本。 コーチングに関する学問的な位置付けや経緯の部分は、本質ではないので斜め読みしましたが、スキルのところは丁寧で、わかりやすく、とても良かったです。2017/03/19

ノリピー大尉

5
相手の言動に対しての対応は、リアクションではなくレスポンスとなるよう心がける。レスポンスを求められているからレスポンシビリティ(責任)という。 相手の中にある持ち味を引き出すのがコーチングである。この人はダメだと即断してはコーチングにならない。2014/01/02

MIHO_BB

5
とても読みやすく、入門にぴったり。書いてあることは、無理なくすんなり入ってきます。2012/07/04

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