内容説明
はるか昔日本人はことばに何を託そうとしたのか。呉善花が出会ったことばの原風景。
目次
第1章 自然と神々への思いを乗せた言葉(春はタマシイが膨らむ季節;箸は食物から人へいのちを渡す ほか)
第2章 心の歴史を保存する言葉(「はじめ」という言葉のイメージ;「君に恋する」とはどんな心か ほか)
第3章 文化の深層に触れる言葉(なぜ「お客さまは神さまです」なのか;「すむ」という言葉の深さ ほか)
第4章 生命のエネルギーを湛えた言葉(「気」は「精神」や「心」とどう違うのか;「結び」と「むすひ」の働き ほか)
著者等紹介
呉善花[オソンファ]
1956年韓国済州島に生まれる。韓国女子軍隊経験を持つ。1983年来日。大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程(北米地域研究)を修了。評論家。拓殖大学国際開発学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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