内容説明
生命を構成するアミノ酸、タンパク質、DNAはどのようにつくられたのか?私たちの常識をはるかに超えた、胎児の発生・成長の驚異的なメカニズムとは?世にも不思議な「偶然の一致」(シンクロニシティー)はなぜ起こるのか?既成の学説ではとうてい説明できない現象の解明に挑むノルウェー生まれの科学者アーナ・A・ウィラー博士の驚くべき仮説を、日本ではじめて詳しく紹介。
目次
第1章 神秘のベールにつつまれた生命の起源(二千億分の一グラムの糸に書き込まれた三十億文字の情報;生命の胞子は宇宙空間をただよって地球にやってきた? ほか)
第2章 出生プログラムを書いたものとは?(それはふつう一組の男女の愛に始まる;生殖細胞をもつ胎児 ほか)
第3章 「偶然の一致」はなぜ起こるのか(世界にあふれる不思議な「偶然の一致」;祖母の素晴らしい恋愛体験を繰り返した孫娘 ほか)
第4章 母なる地球をつつむもの、それは…(地球という大きなひとつの生命圏;「ガイア仮説」をさらに一歩進めた「ウィラーの仮説」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
9
惑星心場。場が地球生命圏に存在し、過去から現在に至る全ての生命に影響を与えてきた。惑星に棲む全ての生命がこの場の中に組み込まれていて、全体として一体となった存在で情報と意識が一体となっていて大きな影響を与えている。その心場に大きな影響を与えることができる。多くの人々が良い思いを持てばその心場は良い影響を受けて変わり、その情報や意識が私たちに還元される。心と共鳴したり、影響をしあったりする媒体。過去からの人間の活動の記憶情報を蓄積している。異常気象など今の人の心を表している。地球そのものが心境を写す鏡2014/07/30
Rachel
1
今更レビュー書くのもあれなんだけどこの人サイエンスライターで色々書かれてるみたいだけど、ちょっとトンデモな主観入れすぎな気がするんだよな。。いやまあ書いちゃいけないことなんてないんだけどね思想は自由だしね。でも仮にも「サイエンス」なんでしょ?・・・うーん、サイエンスライターってむずかしい2017/05/12
Kevin
0
地球での生命の発生は遺伝子の構造から考えると進化論では説明できない。元素が科学反応でDNAができる確率は地球の誕生からの時間を費やしても遠く及ばない。大いなる意図が存在しない限りあり得ない。それを地球の意思プラネタリーマインドと呼び全ての生命の誕生はビックバンの初めから設計図として情報化されていた。それを神ではなく地球が持つ生命性、地球の心とした仮設の解説書。 2024/03/20