B&Tブックス
トコトンやさしいカビの本

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526057847
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C3034

内容説明

カビはいろいろなモノにとりつき、性質を劣化させ、見た目も悪くさせる嫌われ者です。しかし、一方で、ペニシリンやチーズのように私たちの生活に大きな恩恵をもたらすカビもあるのです。

目次

第1章 カビっていったい何だろう?
第2章 カビと人間の生活の関係とは?
第3章 カビと病気の関係
第4章 こんなに役立つカビの効用
第5章 カビの不思議
第6章 カビの仲間とその働き

著者等紹介

佐々木正実[ササキマサミ]
1958年東京生まれ、国立大学農学部卒、除菌等の大手メーカーで微生物の研究に従事した後、微生物関連の研究所で微生物と人間との関連等について研究している。百科事典等への執筆にも協力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

84
響きだけなら嫌悪感しかないが、いいやつもたくさんいるから厄介だ。一番の驚きはバイオリンとカビの関係でバイオリンの木質の間にカビの菌糸が伸びていくと、その音色が良くなると言われているという。音楽家の拘りはカビにまでいくのかと感心してしまう。2017/08/12

姉勤

21
梅雨入りし、知らないうち目を覆うような惨状になることもある、カビの繁殖。 ネガティブな面は、住は水周りの黒ずみ、食中毒や皮膚病(疥癬、水虫)喘息の要因。 色々の種類がいて、有機物だけでなく金属やプラスチックもカビの餌になる。 ポジティブな面は、カビの親戚のキノコや酵母を介した発酵食品、(酒、味噌、醤油、チーズ、etc) ペニシリンなどの薬事。生活圏からの排除を排除ではなく、共存と利用していこう。 除菌とかデオドラントに判断の重きを置いているような人は、読まないほうがいいかも。2015/06/09

ナタデココ

0
住居の木と石の文化の違いが興味深かった。西洋の真似をしても、風土の差のしわ寄せがどこかに来るんだねえ。その一つがカビ。図書館。2017/12/09

手ぬぐいゲッター

0
カビが金属やプラスティックを腐らせるなんてビックリしました。  お風呂のカビを掃除する方法を知りたいと思い読みましたが予想外の知識を得ることが出来ました。2016/05/30

オリマー

0
カビ関連の本ではこれが一番面白いのではないかと思います。カビと人との付き合いは長いですが、カビといえば腐ったというイメージしか持っていない人も多そうですが、この本を読めばカビに対する考えが変わると思います。2013/12/15

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