内容説明
日頃は目にすることのない摩擦の世界を目に見えるようにすることを目的に、摩擦に関する学術「トライボロジー」の進歩を易しい言葉で解説。
目次
第1章 暮らしのなかの摩擦
第2章 自然のなかの摩擦
第3章 機械のなかは摩擦の巣
第4章 摩擦と戦うベアリング
第5章 摩擦の巣に挑む転がり軸受
第6章 トライボロジーは摩擦の科学と技術
著者等紹介
角田和雄[カクタカズオ]
1931年東京都生まれ、工学博士。東京大学工学部精密工学科卒業後、55年日本精工(株)入社。同社トライボロジー研究所長、取締役・総合研究所長をへて、92年名古屋大学工学部機械情報システム工学科教授、95年中央大学理工学部精密機械工学科教授、98年総理府科学技術会議専門委員、2001年文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、02年中央大学を定年退職。この間、日本機械学会機素潤滑委員会委員長、日本トライボロジー学会副会長などを歴任。現在、(財)メカトロニクス技術高度化財団評議員、(財)三豊科学技術振興協会評議員。66年度日本機械学会賞論文賞、98年度日本トライボロジー学会功績賞、99年度日本機械学会賞技術功績賞を受賞。主に軸受摩擦、軸受保持器、摩擦面応力、転がり摩擦、マイクロ・トライボロジー、技術史の研究に従事し、論文、総説、解説など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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