内容説明
機械工学科に入学した学生を対象に、ものづくりを教える教科書。事例として専門家以外の方々でもよく知っている自動車をとりあげ、その生産のプロセスを紹介。第2版では、専門家以外の方が読むには必ずしも平易な記述ではないこと、ものづくりといいながら、ものづくりに関する記述が不十分な点を改訂、ものづくりの歴史的な記述を補った。
目次
ものづくりと機械工学
第1編 ものづくりに必要な機械工学を学ぼう(機械が動く仕組み―機械力学とはどのような学問か;材料の変形とは―材料力学はなぜ必要か ほか)
第2編 ものづくりの方法を学ぼう―やさしいものづくりの方法(素材の作り方と加工の方法を知ろう;必要な形状に仕上げる―精密加工法とは ほか)
第3編 ものづくりの実例を学ぼう―自動車はどのようにして作られるのか(自動車と自動車の作り方、その歴史;現在の自動車の構造と作り方 ほか)
第4編 なぜ物をつくるのだろうか(なぜ物をつくるのだろうか;ものづくりの歴史を考えよう)
著者等紹介
吉田嘉太郎[ヨシダヨシタロウ]
千葉大学名誉教授
時末光[トキスエヒロシ]
日本大学生産工学部教授
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