出版社内容情報
《内容》 呼吸器の感染症を急性・慢性・特殊な病態での合併に大別して、おのおのの患者へのアプローチ、診断、治療を実践に即して記載。起炎微生物がわからないまま即決的な診断と治療の選択を迫られる呼吸器感染症の臨床に併せて、健康者の肺炎、compromised hotの肺炎、劇症肺炎、空洞を作る肺感染症など症状や病態からのアプローチを試みた。
目次
1 呼吸器感染症とは
2 患者へのアプローチ
3 急性呼吸器感染症(かぜ症候群への対応;肺炎へのアプローチとそのマネージメント;劇症肺炎診断のポイントとその対応;健康者に発症する肺炎の診断と治療;基礎疾患をもつ患者に発症する肺炎の診断と治療;空洞・嚢胞を作る肺感染症の診断と治療;胸膜炎・膿胸)
4 慢性呼吸器感染症(慢性呼吸器感染症の発症とその特徴;慢性気道感染症の診断とその管理;抗酸菌感染症の治療とケア)
5 特殊な病態における呼吸器感染症の発症機序とマネージメント
6 呼吸器感染症治療の特殊性
7 呼吸器感染症のトピックス
呼吸器感染症に用いられる主要抗菌薬一覧表