臨床頭頸部癌学―系統的に頭頸部癌を学ぶために

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  • サイズ B5判/ページ数 330p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524258284
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

治療手段が多岐にわたり,発声や咀嚼・嚥下などの重要機能への配慮も必要となる頭頸部癌診療を系統的にまとめた「本邦初の教科書」.発生部位や病期によって治療手段が多岐にわたり,発声や咀嚼・嚥下などの重要機能への配慮も必要となる頭頸部癌診療を系統的にまとめた「本邦初の教科書」.総合的な知識が求められる本領域について,疫学・診断・治療の基本から,チームで取り組む合併症予防やケア,専門家注目の最新技術までを網羅.高齢化とともに患者数が増加しているいま,本領域に携わる医師必見の一冊.

【内容目次】
第I章 総論
 1.疫学
 2.分子生物学と発癌機序
  A.頭頸部扁平上皮癌
  B.甲状腺癌
 3.診療ガイドライン
 4.インフォームドコンセントとセカンドオピニオン
第II章 診断
 1.発生部位と症状
 2.病理診断
  A.頭頸部癌
  B.唾液腺癌
  C.甲状腺癌
 3.検査と診断
  A.診断にいたるまでの検査
  B.画像診断
   1)総論
   2)上咽頭
   3)口腔
   4)中咽頭
   5)喉頭・下咽頭
   6)頸部リンパ節転移
  C.内視鏡診断(表在癌含む)
第III章 治療
 1.治療方針決定の手順
 2.外科治療
  A.総論
  B.切除術
   1)口腔
   2)鼻腔・副鼻腔
   3)上咽頭
   4)中咽頭
   5)下咽頭
   6)喉頭
   7)甲状腺
   8)唾液腺
   9)頸部郭清
   10)頭頸部表在癌
   11)聴器
  C.形成・再建術
  D.救済手術
 3.放射線治療
  A.総論
  B.外部照射
  C.小線源治療
  D.化学放射線療法
  E.動注化学療法
  F.内用療法
 4.薬物療法
  A.総論
  B.導入化学療法
  C.緩和的化学療法
  D.分子標的治療薬
  E.緩和ケア
 5.治療の効果判定
 6.QOL評価
 7.急性期の合併症と副作用管理
  A.口腔ケア
  B.外科治療
  C.放射線治療/化学放射線療法
  D.薬物療法
 8.晩期の合併症と副作用管理
  A.外科治療
  B.放射線治療
  C.薬物療法
第IV章 フォローアップとチーム医療
 1.治療後のフォローアップと生活指導
 2.多職種連携
  A.多職種連携の重要性
  B.薬剤師の役割
  C.看護師の役割
   1)皮膚炎管理
   2)嚥下評価
  D.管理栄養士の役割
  E.言語聴覚士の役割
  F.ソーシャルワーカーの役割
第V章 今後の展望
 1.新たなターゲットとバイオマーカー
 2.今後注目される治療法
  A.外科治療
  B.放射線治療
  C.薬物療法
索引

田原 信[タハラ マコト]

林 隆一[ハヤシ リュウイチ]

秋元 哲夫[アキモト テツオ]

目次

第1章 総論(疫学;分子生物学と発癌機序;診療ガイドライン;インフォームドコンセントとセカンドオピニオン)
第2章 診断(発生部位と症状;病理診断;検査と診断)
第3章 治療(治療方針決定の手順;外科治療;放射線治療;薬物療法;治療の効果判定;QOL評価;急性期の合併症と副作用管理;晩期の合併症と副作用管理)
第4章 フォローアップとチーム医療(治療後のフォローアップと生活指導;多職種連携)
第5章 今後の展望(新たなターゲットとバイオマーカー;今後注目される治療法)

著者等紹介

田原信[タハラマコト]
国立がん研究センター東病院頭頸部内科科長

林隆一[ハヤシリュウイチ]
国立がん研究センター東病院頭頸部外科科長

秋元哲夫[アキモトテツオ]
国立がん研究センター東病院放射線治療科科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。