出版社内容情報
《内容》 近年，さまざまな職場で相談が増えている「こころの問題」について，その対処法を平易にまとめたマニュアル．精神科の専門医が，患者と相対したときに事前に知っておくべき基礎知識を，多くの実例をあげてわかりやすく解説．日頃相談を受けることが多い産業医や一般内科医だけでなく，看護師，保健師，臨床心理士も必読の書．
《目次》
【内容目次】
１．職場でのこころの医学
１．働く人のこころの健康の現状
２．事業場におけるこころの健康づくりの現状
３．健康管理室が行うメンタルヘルスケア
２．相談者へのアプローチ
Ａ．面接法
１．60分面接：序盤でのテクニック
２．60分面接：中盤でのテクニック
３．60分面接：終盤でのテクニック
４．感情コントロール力の把握
５．自己愛のあり方の把握
Ｂ．事例対応の取り方
１．事例対応の基本（事前の準備）
２．事例対応の基本（一定の思考過程）
３．専門機関との連携
３．よくみる疾患の治療の実際
Ａ．精神障害の分類と診断
Ｂ．うつ病
Ｃ．不眠症
Ｄ．神経症性障害
１．強迫性障害
２．パニック障害
３．全般性不安障害（GAD)
４．心気症
５．解離性障害
Ｅ．心身症
Ｆ．摂食障害
Ｇ．アルコール症
Ｈ．パーソナリティ障害
Ｉ．統合失調症
Ｊ．痴呆症（認知症）
Ｋ．特殊な事態への対応
１．自殺のリスク評価
２．詐病
３．暴力
４．セクシュアル・ハラスメント
５．大事故（PTSD含む）
４．職場復帰へのサポート
１．休職後
２．復職時，復職後
５．ストレスマネジメント
１．ストレスと健康管理
２．ストレスマネジメントとは
３．ストレスマネジメントを行ううえで考えるべきこと
４．現代における職場のストレスとメンタルヘルス
５．ストレスマネジメントの方法
６．労働者のメンタルヘルスに関連する法律等の要点
１．労働者の安全と衛生
２．精神疾患等の労災認定
３．労災補償
