出版社内容情報
《内容》 看護は,アセスメントと看護診断,それに基づく看護介入,そして介入によって得られた評価によって,一つのサイクルを完結させる.診断→介入→評価は一連の流れである.本書は,Iowa Intervention Project Research Teamによる「看護介入分類」の第2版の翻訳.NANDA(北米看護診断学会)で進められている看護介入分類の検討の際,もっともよく参考にされるものであり,わが国での看護介入の分類,用語の特定のために必携の参考資料である. 《目次》 【主要目次】第1部 看護介入分類の構築第1章 NICの必要性と重要性分類が必要な理由 理由その1:看護治療の用語体系の標準化 理由その2:診断と治療と成果の結合に関する看護の知の拡大 理由その3:看護情報システムおよびヘルスケア情報システムの開発 理由その4:看護学生に対する意思決定教育 理由その5:ナースが提供するサービスのコストの算定 理由その6:看護実践の場において必要とされる資源の計画立案 理由その7:看護固有の機能を伝達する用語 理由その8:他のヘルスケア提供者の分類体系との接合看護行動を調査するための既存のシステム要約第2章 プロジェクトの概要第1相―分類の構築 第1段階:概念的問題と方法論的問題の明確化とその解決 第2段階:介入リストの作成 第3段階:介入リストと行動の修正第2相―系統分類法の構築 第4段階:初期系統分類構造での介入リストの配列 第5段階:介入ラベル,行動,系統分類法の妥当性の検証 妥当性調査1:専門団体に対する調査 妥当性調査2:個々のナースに対する調査 妥当性調査3:間接ケア介入の活用 妥当性調査4:分類法の検証第3相―臨床テストと修正 フィールドテスト フィードバックおよび再検討プロセスの開発と使用 分類法のコード付け要約第3章 看護介入分類―現状と未来NICの分類―そうであるものNICの分類―そうでないものNICの分類―どう用いるか 期待される結果 看護診断の特性 介入の研究的根拠 介入の実現可能性 患者の容認可能性 ナースの能力よく質問されるNICに関する疑問NICの分類―将来の残された作業要約第2部 看護介入の系統分類法NIC分類法の概観NIC分類法第3部 看護介入分類第4部 NICの介入とNANDAの診断の結合第5部 付録付録A:初版以後に新しく付け加わった介入,修正された介入,削除された介入付録B:提案のためのガイドライン付録C:関連出版物付録D:略語一覧索引
内容説明
看護は、アセスメントと看護診断、それに基づく看護介入、そして介入によって得られた評価によって、一つのサイクルを完結させる。診断→介入→評価は一連の流れである。本書は、Iowa Intervention Project Research Teamによる「看護介入分類」の第2版の翻訳。わが国での看護介入の分類、用語の特定のために必携の参考資料である。
目次
第1部 看護介入分類の構築(NICの必要性と重要性;プロジェクトの概要;看護介入の分類―現状と未来)
第2部 看護介入の系統分類法
第3部 看護介入分類
第4部 NICの介入とNANDAの診断の結合
第5部 付録
著者等紹介
中木高夫[ナカキタカオ]
名古屋大学医学部保健学科看護学専攻教授
黒田裕子[クロダユウコ]
日本赤十字看護大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。