ナガオカ文庫 心の疲れがすうっと消える老子 上善の言葉

宮下 真【著】/武田 双雲【書】/中村 信幸【監修】

永岡書店（2012/10発売）

• サイズ A6判／ページ数 223p／高さ 15cm
• 商品コード 9784522476482
• NDC分類 124.22
• Cコード C0176

出版社内容情報

二千年以上残ってきた思想書「老子」。その中の名言、「上善は水の如し」や「大器は晩成す」など約90句を選び、日々の暮らしに生かせる平易な解説を加えた文庫です。口絵には武田双雲による書8点も掲載。生きる力が湧いてきます。

内容説明

本来の自分を取り戻せる「無為自然」の生き方。書道家・武田双雲による入魂の書８点を収録。

目次

第１章　大いなる道にしたがう（道の道とすべきは、常の道に非ず。名の名とすべきは、常の名に非ず。；天下みな美の美たるを知る、これ悪のみ。　ほか）
第２章　つよがらない・求めない
第３章　やわらかな心で生きる
第４章　しなやかに・したたかに
第５章　あるがままに生を楽しむ

著者等紹介

宮下真［ミヤシタマコト］
１９５７年福島県生まれ。出版社・制作会社を経て独立。日本・中国の古典や伝統文化を主な分野として出版活動に従事

武田双雲［タケダソウウン］
書道家。１９７５年熊本県生まれ。３歳より母・武田双葉に師事。２５歳で書道家として独立。さまざまなアーティストとのコラボレーションや斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。ＮＨＫ大河ドラマ『天地人』の題字をはじめ作品発表の場も多岐にわたる

中村信幸［ナカムラトシユキ］
１９４６年山梨県生まれ。東京外国語大学大学院修士課程・駒沢大学大学院修士課程修了。駒沢大学・山梨医科大学・大正大学講師、杏林大学外国語学部教授などを歴任。甲府市福寿院・韮崎市松雲寺住職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[よねちゃん]

「有る無きものは、間無きに入る。」あるかないかわからないものこそ、隙間のないところまで入っていける。水や空気が実は大きな役割をしているように。という言葉が、心に残りました。有ると見えるものだけでなく、わからないようなものにも、気を留めたいな、と思いました。