出版社内容情報
いい言葉は、いい人生をつくる。
生き方に悩む現代人に「生きるヒント」を与えてくれる禅語。
もっとやさしく、もっとラクに、もっと実のある生き方をしたい--禅語にはそれに応える深さとやさしさ、きびしさがある。
そうした禅のことばを現代に即したやさしい解釈で紹介。
※カラー口絵として巻頭にベストセラー「ほっとする禅語」の石飛博光らの手による禅語の書が入る。
●「両忘」
「白か黒か」へのこだわりを忘れて
●「洗心」
心の汚れを放っておかないで
●「主人公」
本来の自分を目覚めさせよう
●「日日是好日」
どんな日もかけがえのない一日
●「色即是空」
いまここにある自分を大切に
●「放てば手にみてり」
手放してこそ大切なものが手に入る
●「自灯明 法灯明」
自分とその信じるものをよりどころとして
●「可及其智 不可及其愚」
利口になるより大馬鹿になってみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
121
ほかの方も書かれていますが私も「大法輪」を何年か購読していました。比較的仏教書をあさるのが趣味で今回は文庫本で手ごろな本があったので手に取ってみました。最初にさまざまな書家の方が書かれた味わいの有る禅に関する言葉があり眺めているだけでも心が落ち着きます。見開き2ページで禅に関する言葉が解説されています。言葉の再確認ということで非常に役に立ちました。2018/09/24
ぱなお
22
書道の参考本に読みました。「両忘」"白か黒かのこだわりを忘れて"が一番心に残った。2019/01/10
蓮華
17
読むときの心の状態で目に止まる言葉が変わってくる。 禅語の一つ一つに解説があるのでより分かりやすい。2018/10/13
かいてぃ〜
16
再読。禅の言葉は、静かな佇まいから聞こえてくる感覚がある。それで、心が落ち着くのだろう。読みやすく且つ分かりやすいので、サッと読むには良い本です。2020/05/05
雨巫女。@新潮部
15
《私-図書館》禅の言葉とは、知らずに使っていた。主人公など。でも、やはり難しいなあ。2014/06/13