内容説明
70歳を過ぎた親を離れてサポートする方法。
目次
第1章 もしも親が“一人暮らし”になったら
第2章 親が元気なうちにしておくべきこと
第3章 離れて暮らす親との付き合い方
第4章 “ちょっと困った親”の処方箋
第5章 親の体が不自由になったら
第6章 早めの“介活”で家族みんなが幸せに
著者等紹介
三村麻子[ミムラアサコ]
「株式会社チャプター・ツー」代表取締役。故人と家族が最後に過ごす時間を大切にするセレモニーホール「想送庵カノン」を運営する「あなたを忘れない株式会社」を立ち上げる。「介護は突然始まるわけではなく、20年かかる子育ての逆バージョン」というポリシーのもと、高齢者には「70歳になったら始める老い仕度のすすめ」を、高齢者を支える家族には「疲れない介護」「家族が幸せになる看取り&葬送」を提案。看取りの水先案内人(看取りサポート)として家族に深く関わるスタイルはほかに例がない。現在、民生委員としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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⭐︎治栄⭐︎
4
来週の敬老の日を前に1ヶ月ぶりに里帰りすると共に、本書を手に取り離れて暮らす親のことを考えてみることにした。愛情貯金(親から受けた愛情を子が少しずつ貯蓄し恩という形で親に報いる)が、たくさんあるほど、何とかして助けてあげたいという感情が沸き起こるものだとある。また、この話は夫婦間にも同じことがいえ、配偶者の親の介護を通じて信頼という名の愛情貯金が増えていくとも記されていた。なるほどと感じる様々なチェックリストがあり参考になったので親との向き合い方で、どの項目が対応可能なのかをじっくりと考えていきたい。2023/09/11