内容説明
医学論文など医学著作物の著作権に関して問題が多く発生している現状を踏まえ、医学研究・医学著作物に関する正しい“著作権”の知識を解説する。
目次
第1章 著作権の基礎知識(知的財産権とは?;著作権とは)
第2章 医学研究と著作権(医学研究活動と著作権のかかわり;「著作物」として保護されるのは?;著作権の主体―著作者と著作権者;著作権の種類;著作権の存続期間;著作物の適法な利用―著作権の制限と権利処理;著作権侵害に対する救済;論文の寄稿と著作権;医師と患者の間の著作権;著作権の海外事情)
第3章 Q&A(著作物とは?;他人の著作物の利用;自己の著作物の利用;著作権の侵害;その他)
資料(「解剖学実習テキスト事件」判決;「薬理学教科書事件」判決;著作権法(一部省略)
インターネットから得られる有益な情報)
著者等紹介
服部誠[ハットリマコト]
弁護士。1994年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、1998年弁護士登録、阿部・井窪・片山法律事務所入所、2001年経済産業省知的財産政策室にて勤務、2002~2004年海外研修(ペンシルバニア大学法学修士号取得、マックス・プランク知的財産研究所客員研究員等)、2004年米国ニューヨーク州弁護士登録、2007~2009年一橋大学大学院法学研究科非常勤講師、2007年~慶應義塾大学理工学部非常勤講師、2009年~日本弁護士連合会知的財産センター委員、弁理士試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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