出版社内容情報
《内容》 本書は，発生，分化・増殖，アポトーシスから免疫学，脳神経学の分野で内容に優れた，読んでおくべきレビューを日本の超一流の研究者が厳選し，監訳したものです．それぞれの研究分野の最新の動向をこの1冊で追うことができます．忙しくて一つ一つ論文をあたる時間のない方やいろいろな分野の研究をを知りたい方などにお奨めです．
《目次》
■第1章 発生生物学，老化，アポトーシス
Development,Differentiation,Growth & Apoptosis
1 幹細胞：生命の新しい可能性
Stem cells:a new lease on life．
岡野栄之／監訳
2 幹細胞：発生・再生・進化の単位
Stem cells:units of development,units of regeneration,and units inevolution．
岡野栄之／監訳
3 動物の成長過程における組織の大きさの制御機構
Size control in animal development．
辻本賀英／監訳
4 家畜における核移植
Nuclear transfer in farm animal species．
辻本賀英／監訳
5 老化の分子生物学
Molecular biology of aging．
田中亀代次／監訳
6 癌の特徴
The hallmarks of cancer．
花岡文雄／監訳
■第2章 免疫学
Immulogy
7 発生，免疫，アポトーシスシグナル伝達におけるカスパーゼの役割
The role of caspases in development,immunity,and apoptotic signal transduction．
長田重一／監訳
8 免疫学：21世紀に解き明かされる本質
Immunology:improving on nature in the twenty-first century．
審良静男／監訳
9 自然免疫の比較生物学
Phylogenetic perspectives in innate immunity．
審良静男／監訳
■第3章 脳・神経科学
Neurosciences
10 軸索ガイダンス機構の共通性と多様性
Conservation and divergence of axon guidance mechanisms．
貝淵弘三／監訳
11 体内時計の分子機構
Molecular bases for circadian clocks．
岡村 均／ほか監訳
12 認知機能の遺伝学
The genetic basis of cognition．
丸山 敬／翻訳
13
脊椎動物と無脊椎動物におけるNotchとプレセニリンの関係：神経分化と神経老化における役割
Implications for neuronal development and degeneration．
丸山 敬／翻訳
目次
１ 発生生物学、老化、アポトーシス（幹細胞：生命の新しい可能性；幹細胞：発生・再生・進化の単位；動物の成長過程における組織の大きさの制御機構；家畜における核移植；老化の分子生物学；癌の特徴）
２ 免疫学（発生、免疫、アポトーシスシグナル伝達におけるカスパーゼの役割；免疫学：２１世紀に解き明かされる本質；自然免疫の比較生物学）
脳・神経科学（軸索ガイダンス機構の共通性と多様性；体内時計の分子機構；認知機能の遺伝学；脊椎動物と無脊椎動物におけるＮｏｔｃｈとプレセニリンの関係：神経分化と神経老化における役割）
著者等紹介
西塚泰美［ニシズカヤストミ］
前神戸大学学長
岸本忠三［キシモトタダミツ］
大阪大学総長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
