事業承継に活かす従業員持株会の法務・税務

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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502990809
  • NDC分類 366.57
  • Cコード C3034

内容説明

株式を公開していない中小企業にとって、従業員持株会は関係のない社内制度と思われがちです。しかし、適切に運用すれば、事業承継・相続対策に有効である、従業員の福利向上とモチベーションアップに効果がある、などのメリットが期待できます。ただし、安易な制度の利用は税務上あるいは従業員からの訴訟などのリスクを伴いますので、要注意です。本書では、トラブル時の判例分析から最新の活用事例まで理論と実務を両立させた解説により、オーナー経営者・後継者・従業員の3者が幸福に近づくことが出来る制度の活用を提案します。

目次

第1編 従業員持株会の効果と運営(はじめに―「本来の目的」と「本音の目的」;従業員持株会の効果;従業員持株会の設立から解散まで)
第2編 従業員持株会の問題と対策(幽霊持株会の危険;退会時の強制買戻しと価額;平時の一部引出し価額;「中間型」の提案;従業員等への事業承継の道)
第3編 従業員持株会の先進活用事例

著者等紹介

牧口晴一[マキグチセイイチ]
昭和28年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程(前期課程)修了。会社法専攻。修士(法学)。愛知淑徳大学大学院客員教授、税理士、AFP、牧口会計事務所所長、株式会社マネジメントプラン代表取締役

齋藤孝一[サイトウコウイチ]
昭和24年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程(後期課程)単位取得。名古屋商科大学大学院教授、税理士、中小企業診断士、CFP、河合&マック税理士法人代表社員、株式会社マックコンサルタンツ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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