内容説明
企業の社会的な責任(CSR)が国際的に注目されているが、まだその意義自体の理解に苦慮している企業が多数存在しているのが実情である。本書は、企業の社会的な責任として、環境情報に焦点を当て、環境の状況を知るための基本的な環境計量情報(環境モニタリング情報)から、環境経営、環境商品管理・開発、およびその情報の公表・評価について現状を解説し、今後のあり方を論じる。
目次
第1章 環境の把握(環境モニタリング情報;マニフェスト;環境アセスメント)
第2章 知る権利(製品の規格・基準と表示;化学物質)
第3章 CSR(企業の社会的責任;グリーン購入・調達)
第4章 企業環境レポート(企業環境レポートの普及;レポートの標準化;情報項目)
著者等紹介
勝田悟[カツダサトル]
1960年8月27日石川県金沢市生まれ。学士(工学)新潟大学(分析化学)、修士(法学)筑波大学大学院(環境法)。産能大学経営学部助教授、みずほ総合研究所フェロー、国士舘大学法学部講師、科学教育研究会監事。政府系および民間シンクタンクを経て、現職
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