内容説明
“経営を科学する”手法として数多くの手法が出されているが、本書ではこれらの手法を“最適化”の視点で整理し紹介する。序章で各種の最適化手法を示し、次いでファジィ手法、ニューラル・ネットワーク、遺伝的アルゴリズムと、近年各方面で活用されている手法を示す。そのあと時系列解析、シミュレーション、設備保全等、比較的産業分野の実務に直結するテーマを取り上げ、最後にモデル予測制御、ｍａｘ‐ｐｌｕｓ線形システムなどの最新テーマを取り上げる。
目次
序章 最適化手法
第１章 ファジイ手法
第２章 ニューラル・ネットワーク
第３章 遺伝的アルゴリズム
第４章 時系列解析
第５章 シミュレーション
第６章 設備保全
第７章 モデル予測制御
第８章 ｍａｘ‐ｐｌｕｓ線形システム
付録 強化学習
著者等紹介
雨宮孝［アメミヤタカシ］
１９６５年京都大学工学部数理工学科卒業。１９６７年京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。１９６８年国立明石工業高等専門学校助手、１９７４年同助教授。１９８７年東京都立科学技術大学管理工学科（現生産情報システム工学科）助教授、１９９１年同教授となる。２００４年摂南大学経営情報学部教授となり現在に至る。工学博士。専門分野、システムの安定性解析、安定化制御等
竹安数博［タケヤスカズヒロ］
１９７４年京都大学工学部数理工学科卒業。１９７６年京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。現在、大阪府立大学経済学部教授、工学博士。専門分野、時系列解析、マーケティングシステム等
増田士朗［マスダシロウ］
１９８７年京都大学工学部数理工学科卒業。１９８９年京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了。１９８９年岡山大学工学部助手、１９９５年同講師、１９９８年同助教授。２０００年東京都立科学技術大学生産情報システム工学科助教授となり現在に至る。工学博士。専門分野、システム制御工学およびその経営工学への応用
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